二回目
折形。ずっと興味があって、やっと習いはじめることができたのが3ヶ月前。
月に一回なのに、10月、11月と、焼酎一貫化関連の会議で参加できず。
12月9日、3ヶ月ぶりに参加できました。
実際に和紙でのし袋のようなものを折るのは後半で、その前の先生の話がとても興味深く楽しみです。
日本に伝わる心や、デザインに関すること、など、一見まったく関係なさそうなことどうしが
つながっていて、仕事につながるアイディアが生まれたりもします。
今回のお話で印象深かったこと。
とある和食レストランの話。そのお店には、白木の一枚板のテーブルがあり、その一角で調理もしてくれるスタイルだそう。ニスも塗っていないそのままの白木。
お客さんからの質問で一番多いのは、「醤油をこぼしてしまったらどうするんですか」だそう。
ところが、この白木のテーブルにつくと、みなさんこぼさないように気をつけるから
思ったほど汚れないというのです。
お料理の値段もそれなりにするらしく、ここで食事をしよう、という中には、
ある種の緊張をもって、日常とは違うものを求めて来る空間になっているそうです。
輪染みができたらすぐにおしぼりでふく方がほとんどだそうです。
そうはいっても醤油をこぼすお客さんはいるし、ビールのコップの輪染みができたりもするから、
毎日洗っているとか、テーブルを拭くふきんも毎日きちんと洗って乾かしたきれいなものでないと汚れが白木に移るとか、そういう手間ひまをかけること。
なるほどなあ、と思いました。
今まであまりふれたことのない分野の方とのお話はとても刺激があっておもしろいです。
今回折ったのは、2枚の和紙を重ねて折るのし。麻生の結びをつけました。
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