海遊び山遊び

2015年7月25日 (土)

7.18-20 台風一過の若狭湾

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めずらしく、前後泊1泊ずつくっつけて参加することにした小浜〜天橋立70キロ漕ぎ。16日の時点で、台風が直撃しそうなので、コースを常神半島側に変更して、18日はゆっくりスタートすることになりました。ということで、17日は敦賀に泊まろうと思っていたけれど、北陸本線が止まっているみたいだし、キャンセル。
18日朝東京を出ましたが、米原から長浜までしか電車が動いておらず、他の参加者との合流まで、米原でずいぶん待ちました。それでも、なんとか午後に近江塩津で合流。そのまま、美浜へ。「きょうは夜が長いから」とか「水はあるから」と言われつつも、ほんとに近くだから夜は長い、でも、いつもの原人浜には、水場はなかったよなあ。。。と思っていたら、出艇地にゲリラキャンプでした。
大きな夕陽を眺めながらビールを飲み始めてやっと、旅が始まることを実感。
7月19日(日)
朝7時10分出艇。すずしいうちに漕いで、一つ目の浜へ。台風の影響で鳥たちも飢えているのか、何種類もの鳥が飛び、魚を食べている。雨の後なので、滝の水量が豊富。まだ午前中。お茶を飲んだり食べたり。筋力アップしたせいか、いつもよりお腹がすく。
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まったりした後、いつもの浜を目指す。が、先客あり。若狭湾では、渡し船で陸からはアクセスできない浜に渡って、バーベキューなどをする人がたくさんいるようです。そんな訳で、近くの別の浜で釣りをしたりシュノーケリングしたりしてゆっくり。見釣りでカサゴを狙いましたが、ボウズ。仲間は釣っていました。水温が低くちょっと寒かったけど、スノーケリングは楽しい。重いけどフィンも持ってきてよかったです。夕方、再度漕ぎ出し、娑婆に寄って、氷を仕入れ
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別の浜に移動。夕方の日差しが後光のようにカヤックとなめらかな水面に降り注ぐ風景がとても美しかったです。
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ここでも予定していた浜は先客が。そこでちょっと狭いけど隣の浜へ。2泊目のお宿。今回はカヤックのすぐ横にテントを張りました。
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この写真は、もう19時半ごろです。
夜は、つまみを作って楽しく飲んだり食べたり。比較的早く就寝。
20日(月)
おそらく渡し船が来るので、なるべく早く出て、朝日を浴びながら蘇洞門を漕ごうということになっていました。5時前に起き、撤収作業をしていると。。。。なんと6時すぎに渡し船がやってきました。もう撤収してありましたが、わたしがテントを張っていたあたりに、荷物がばんばん下ろされています。そんなわけで、そそくさと出艇。5時45分でした。
白い岩の蘇洞門は朝日を浴びてとても美しくそびえ立ち、トンネルほじりや沿岸なめを堪能。クマノテもたくさん見ました。
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旅の終わりをどこにするか、休憩しながら作戦会議。折りたたみカヤックのいいところです。小浜湾に入って小浜で終了するか。東三松まで漕ぐか。駅に近いのは東三松。小浜だったら師匠が電車で美浜にもどり、わたしたちが艇をたたんでいる間に車を持ってくる。東三松なら、みんなで艇をたたんで、電車で美浜にもどる。自由だ!
みんな、東三松を選択して再び漕ぎ始める。
しかし、途中でほどよい撤収場所が見つかってしまうこともあるわけで、若狭高浜の公園下の浜が撤収に最適。温水シャワーもあるから、新幹線組にも最適。東三松の浜は、相当の人出が予想され、撤収場所が確保しにくいかも、ということで、若狭高浜で今回の旅は終了しました。
時間の関係で、師匠が一人車をとりに行き、わたしたちは撤収しながら待ち、車にパッキングした艇を積んで帰路につきました。
私は、翌日も休みをとってあったので、琵琶湖まで同乗させてもらい、京都へ。琵琶湖でもう一漕ぎしようか、とも思いましたが、ちょっと寄りたいところもあったので。
日焼けした手の甲がぴりぴりするので冷やしたい。四条烏丸の東横インは隣がプロントだったので、到着が遅かったけれど旅を振り返りながら、一人ビール。
21日は、業界人にはちょっと有名な、田丸印房で、チーム8の構成員の誕生日プレゼントを購入。その後、銀閣寺へ。哲学の道を歩き、若王子神社へ。すべての苦難をなぎ倒すという梛の木のお札をいただいてさらに歩く。冷麺とコーヒーの後、バスと地下鉄で京都駅へ。早めに東京に戻りました。

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最初の3日間が肝腎です!

今年も夏休みがやってきました。

どこぞの中学生向けの言葉に、「夏休みは、最初の3日間で、その後の40日間の過ごし方が決まる」とありました。長期休業に入ると、だらだら、何もしなかった、という日は作らないようにしよう、思うのは毎年のことですが、たいてい3日くらいひきこもりのような一日を過ごしていまします。
やらねばならないことは、やったけど、昨年度のダメージの余波を感じた1学期。わたしの堪忍袋の緒は、昨年でだいぶ短くなっているようです。こんなけなげな子たちなのに、毎日ほんのちょっとしたことで怒りを感じ、感情的に叱ることもしばしばでした。
終業式に、お遊びで書いてもらった「せんせーのつーちひょー」。8組下校後、台風のため、海遊びへの出発を翌日に伸ばして仕事を片付けた後で読んでみました。
毎日がみがみと注意ばかりしているのに、子供はけなげです。がっこうのせんせーというものを、ほぼわたししか知らない子たちだから、どんなに厳しくても、自分たちのせんせーのことは好きで、好きになってもらいたいのだす。
反省。反省。反省。
きたやまようこ氏の、「ゆうたくんちのいばりいぬ」という全11巻の幼年絵本のシリーズがあります。わたしは、これが大好きで、入学したばかりの1年生によく読んであげます。このシリーズの1冊「ゆうたのおかあさん」の中にこんなページがあるのですが、P7250003
ある男の子のせんせーのつーちひょーに、「せんせーおこるの、ぜんぶおれにまかせろ」と書いてありました。教師が与えるものを、ものすごい勢いで吸収して育っているのだなあ。。。
「せんせい、おこるときのこえを、もうすこしよわめてください」とか、「めがねとるとかわいい」とか、本質をついていたり、気を遣ったり。小さいなりに人間の複雑な心のかなりの部分を持ち合わせているのだと思います。
そんな夏休みのスタートダッシュ。はじまりの3日間は、台風を追いかけ追い越して若狭の海に遊びに行ってきました。戻ってきて1週間、職場での立ち位置を自覚しながら働きました。今年の夏休みは、「考える夏」になりそうです。遊びながら、宿題をこなしながら、子供たちの将来について最善を尽くしながら、考えることが自分の次の行動決めることになると思います。

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2015年5月11日 (月)

初めての一人漕ぎ

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5月9日(土)
GWに漕ぐためにとGranstreamに送ったカヤック。風邪(インフルだった疑惑濃厚/節々が痛くてぐだぐだだった)で漕げなくなったため預かっていてもらったので、それを回収しつつ「一人で漕ぐ」を実現するために早朝出発。
カヤックと一緒にテントも送ってあったので、1泊するか、日帰りにするかも自由です。3日前までは、天気予報でも良さげな感じだったし、10日(日)はGranstreamの試乗会が知内浜で行われているので、顔を出して帰ってもいいし、知内浜キャンプ場に宿泊することもできます。
琵琶湖は、何度も漕いでいるので、キャンプできる浜を2つは知っているし、電車の駅と浜が近いところもチェック済み。
ということで、フォールディングカヤックらしさを発揮する、というにはちっさいですが、初めて一人で漕ぐ自分にとってはジャストサイズな感じの環境です。
あとは、その場で考えよう、ということで、コースの候補はいくつか考えましたが行き当たりばったりでスタートしました。
先日の火打山ツアースキーの時、前日歓送迎会で、深夜まで飲んでいて、反省したばかりなのに、8日金曜日はパソコン通信時代に出会ったスキー仲間の飲み会に参加。最終パッキングは帰宅後にしてたら、またもや睡眠時間が3時間になってしまいました。
6時23分品川発の新幹線に乗り、京都からマキノへ。9時25分到着予定だったので、その後ショップまで歩いてカヤック受け取って、組み立てて、11時には出艇できると思っていました。
いつもは、乗り換え案内で調べた列車乗り継ぎを携帯の画面メモに保存するのですが、今回はなんとなく、手帳に要所の時刻をメモっただけでした。マキノまでのアクセスは米原回りと京都回りがあるのですが、最近米原経由ばかりだったこともあり、京都で大ポカをやってしまいました。8時41分京都発。サンダーバード(金沢まで行く快速)に乗らなくてはならなかったのですが、同時刻発車の普通の湖西線に乗ってしまったのです。車窓から小雨まじりの琵琶湖を眺めながら、先日漕いだコースを思い出したり、湖からアクセスできるスーパーマーケットをチェックしたり、旅のエッセンスを味わっていたのですが、途中であれ?もう9時20分だけど、まだ安曇川だ。。。。近江今津で乗り換えて25分にマキノ着のはず。まだ新旭も通過していないし、あと何駅かあるはず。。。。。と気付いた時にはすでに嫌な予感。
終点の近江今津のアナウンスには、マキノ方面への乗り換えの案内は一言もない。つまりは、きっと、いいタイミングでの列車はないってことなんだろうなあ、と受け入れ始めました。
この時点で、何パターンか考えていたコースのうち、前回艇トラブルでとりやめた一人漕ぎ用考えていた、海津〜長浜を一気に漕ぐコースに心は決まっていました。
20キロくらいあるし、湖上の風予報がサイトによっては4mの時間帯があったりするから、11時に漕ぎ始めても夕方ぎりぎり着、日没は18時47分だけど17時ごろには上陸したい。14時の時点でどのあたりまで漕ぎ進んでいるかで、長浜まで行くかどうか判断しようと思っていました。
乗っている列車が近江今津に着くのが9時50分。マキノまで行く次の列車は10時40分までない、ということがわかり、とりあえず終点で降りました。どうしよう。あと2駅なのに。どこかで時間をつぶそうと思い、とりあえず改札口まで降りてみました。ここで40分以上待っていると、なんだかんだで漕ぎ出しは1時近くになってしまいそうです。電話してタクシーを呼ぼう、と決めて駅員さんに近くのタクシーを聞こうとしたら、いつも駅に2台くらいは止まっているよ、とのこと。で改札をでてタクシーに乗っていつも艇を組み立てているあたりまで行きました。3500円なり。
ショップの前に出しておいてもらったカヤックを、出艇するスロープまで背負って行こうとしました(短い距離のためにカートを取り付けるのが面倒だったので)が、テントやウェアも入ったおそらく25キロ超えのパックを背負うことはできませんでした。それで、両手でかかえてのろのろと運ぶことに。
ちょうど外に出ていらした、スロープ脇のお店のご主人と奥様に組み立てに場所を借りる挨拶をして組み立てとパッキング開始したのが、10時45分。お昼を食べて、艇を水に浮かべ、ラダーの調整をして、12時15分に漕ぎ始めました。
雨は、止んでいて、竹生島まではほとんど無風。先日師匠に教えてもらった、距離と景色の見え方の感覚を地図と見比べて確かめたり、ブロッコリーみたいにもこもこしている新緑に癒されたり。今回は写真は撮らないことにして、時計と距離とコンパスをこまめにチェックしながら漕ぎました。
漕ぎ終わった今思うと、海况(あ、海じゃないけど)もよかったし、上陸地もわかっている所だったから、漫然と漕いでいても着けるところだったと思うし、大げさな感じがしますが、一人ということで慎重になっていました。
17時には上陸したいから、14時半に半分まで来ていなかったら、海津まで戻ることにしていました。
竹生島周辺では、私が目的地にしている長浜から出ている観光船に注意しながらあまり、島に近づきすぎないようにしました。前回立ち寄った菅浦の近くの浜に上陸して休憩することも考えましたがやめて、師匠たちが教えてくれた通り、1時間に一度くらい、手を停めて水を飲んだり行動食を食べたりして休みました。
ウェアは、レイブンパンツ(ゴアテックスでズボンと靴下が一体化しているパドリング用のパンツ)、速乾性のTシャツの上にパドリングジャケット。暑いかもしれないと思いましたが、雨が降るかもしれなかったし、風が出そうだったので着ておきました。現地までは、スキンズ(タイツ)をレギンスのように履いた上にランニング用の薄手短パンをペチコートのように履いて、その上にカジュアルなスカート(もちろん短パンは見えません)上も漕ぐときに着るTシャツの上にパーカー、といったいでたちで、組み立て終わった時点で、スカートとパーカーは防水バッグにしまってパドリング用のジャケットとパンツを着用。このパターンだと、着替える場所がなくても対応できるので、最近は山スキーの時も、漕ぎの時も、スカート+タイツのことが多くなりました。公共交通機関でアクセスするアウトドア女子におすすめです。
脱線しましたが、汗はかきましたが、暑すぎるというほどではありませんでした。
竹生島の先は漕いだことがなかったのですが、地形と陸の影の濃さで、姉川河口の位置がすぐに分かり、上陸したい地点は、その影でまだ見えない辺りだろう、とか、今見えているのはあの辺りの発電所だろうとか、地図とコンパスで判断しながら進みました。漕ぎ始めて1時間半で、竹生島まできていたので、これなら長浜まで行けるとふんで、そのまま進みました。
観光船を何回も見ました。そして、長浜を出るとかなり西にふってから竹生島にアクセスするのは、水深の関係なのだろうなと地図を見たり。。。その航跡からくる波がずいぶん離れているのに、えっ今頃という頃になっても確実にやってくるのも感じました。そして、姉川河口に近づくと、たぶん川が流れ込んでいる影響なのだと思いますが、水の流れが。近づくと強くなるというわけではなく、海の潮の離岸流のようになっているようでした。姉川河口を通り過ぎた後は、なるべく陸に沿って状況を見ながら漕ぎ、観光船の航路を横切らなくてよいことがわかったので、あとは刺し網の沖を漕ぎ進みました。姉川河口のあたりは、キャンプもできそうな感じでした。
その頃になると、長浜ロイヤルホテル(前回計画したときに、宿泊した)が目視できるようになり、豊公園のビーチのどのあたりに上陸するか見定めながら漕ぎました。
前回、豊公園からものすごく美しい夕陽が見られたので、上陸したら夕陽を見ながら撤収かなと楽しみでしたが、思ったよりも早く16時35分に上陸することができました。
組み立てている時、鳶(だと思う)が、何度かスロープ付近に降りてきていましたが、漕いでいる最中もたくさんの水鳥を見ました。飛び立つまでの助走が以外と長いんだな〜とか、2羽(つがい?)で飛んでいる種類と、V字型に隊形を作って飛ぶ種類とか、いろいろ。そして、竹生島からは鳴き声がたくさん聞こえました。パドルを動かしていると聞こえないのですが、手を休めると、いろんな種類の鳴き声が。。。いったいどれだけの鳥が棲んでるのか。
今回、日帰りを想定していたので、長浜で艇を宅配便の集荷を頼むことも考えクロネコヤマトの集荷センターの電話番号をチェックしてきていました。東京では17時までに電話すればその日に集荷に来てもらえるので、17時までに上陸できたら電話してみようと思っていたのです。
時間は大丈夫ですが、実際集荷に来てもらえるかどうかわからないので、自力で持ち帰ることも考えて、なるべく駅に近いお城の近くに上陸しました。上陸地は草地で撤収には最適です。海じゃないから、水がなくてもあまり気にならないです。撤収しながら,出艇地にフレームを留めるためのバンドを置いてきたことに気付いた他は、トラブルもなくパッキング完了し、あとは宅配に出せるかどうか。。。おそるおそ電話してみました。すると、住所を聞かれました。「長浜ロイヤルホテルの隣のお城のある公園なんですが・・・」と言うと、電話は滋賀県全体を取り扱っているセンターとのことで、近くのホテルの住所でいいからわからないか、と言われたので一旦電話を切って、ガラケーだけどググる。お城の横の歴史博物館の住所が分かったので、再度電話。そこで、県道2号線沿いの豊公園の入り口にいる、と伝えると、近くの担当から折り返し電話をする、とのこと。しばらく待つと、もう車が営業所に帰っているので無理だとのこと。それでも、場所を詳しく聞いてくれて、「近くのセブンイレブンかファミリーマートで出してください。」と言ってくれたので、いつもクロネコさんにお世話になっていて、いろいろ融通をきかせていただいているお礼とともに、コンビニだと取り扱ってもらえないことが多いことを伝えると、明日一便で取りに行くからとお店の人に言ってください、ということで電話を切りました。
コンビニで取り扱ってもらえなかった経験が何度かあり、その度に不審者扱いだったのでそんなエネルギーを使いたくないから、今日はがらがら持ち帰ろう、と駅まで歩き始めました。しかし、キャンプ道具、消費しなかった食材などが入っているがらがらとザックは重い。そして何より、ザックとカヤックカートの持ち手が干渉しあって歩きにくい。やっぱり重いけどサザンワークスの鉄製カート購入しようか、などと考えながら長浜駅までの道のりですでにめげ始めていました。列車に乗ってしまえば、あとは乗り換え2回だし、最寄り駅から5分、ですがダメもとでセブンイレブンに行ってみることにしました。最悪、ザックの方を送ればかなり楽です。都会のコンビニと違って店の回りは広かったので、カヤックのパックに入っているものを少しザックに移して、カヤックパックが160サイズになるように調整し、カートも外しました。そして店員さんに、いつもクロネコで送っていること、コンビニでは熱かってもらえないこともあるのだけど、集荷センターの方に大丈夫だと言われたこと、を伝えました。対応してくれたのが、運良く新米の男の子で、宅急便の受付手順もよくわかっていないようでした。何がウンがいいって、普通ならすぐにメジャーを持って来て、普通ならこれは160を超えているとか、秤を持って来て25キロ超えているとか、になるのですが、いっさいなしで、伝票をくれました。だから、ちょっと気がひけながらも記入して、代金を払って、ジュースを一本買ってそそくさと退散です。これで身軽になったので、温泉に入って帰ろうと、調べておいた立寄湯に。浜湖月というホテルの立寄湯が高いけれど旅情を高めてくれそうだったのですが、ちょっと前に火事になって営業していないので、リーズナブル(600円)で、公園内にある国民宿舎にしました。途中から貸切状態でゆっくり汗を流すことができました。
到着してすぐ脱衣所で出会ったおばちゃんが、私のはいていたスカートをいたく気に入ってくださり「これはどうなっているの?」「動きやすそうね」などとしばしおしゃべりして、一度出て行ったのに、もどってきてブランドやお値段をたずねられました。ここ数年お気に入りのM&kyokoのスカートです。余談ですが、ここの洋服を着て美容室に行くと、必ず褒められます。某テレマーク師匠もここのセーターやマフラーを褒めてくれました。
さっぱりして、長浜駅で職場用にお土産を買って電車に乗りました。行動食の残りを食べようかな、と思って座ると、向かい側に座っていたおじさまが、「山ですか?」と話しかけてきたので、カヤックの話をしたり、行きと帰りで別の列車に乗り石川県まで行ってきたのだけれど、琵琶湖の東と西でかかる時間が少し違うという話を聞いたりしながら米原まで。新幹線で家から持っていったビールを消費した後爆睡。
普段仕事から帰る頃には、帰宅。
終わってしまえば、別に一人で漕ぐといっても、いつも一人乗りだし、なんてことなかったですが、それは、湖が荒れてなかったし、雨にも降られなかったし、途中1時間くらい向かい風があっただけであとはほぼ無風だったし、という好条件だったからかもしれません。
使わなかったですが1、2泊はできるキャンプツ―リングのフル装備のワンウェイでできたこともいい経験になったと思います。いろんな偶然から、こういうことになりましたが、機が熟したというか、自分にとって一人漕ぎは、このタイミングだったんだろうなあとも思います。カヤックや海旅のことで自分にとっての時期、というのを感じることがよくありますが、きっとその他のことも感じていないだけでその時どきに合ったことが、ちょうどよいタイミングで起っているということなのでしょう。
楽しかったのはもちろんですが、目標にしていたことが一つ達成できて嬉しい週末でした。
(写真は、2013年9月 長浜からの夕陽)

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2015年4月29日 (水)

2015.4.25-26火打山

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シーズン〆として(?)sarcの火打山ツアーに参加してきました。

今回の自分的キーワードは「受け入れる」でした。

お天気に恵まれ、素晴らしい眺めと、気持ちよいザラメ滑走を堪能してきました。

楽しかった!

 

6時16分東京発 かがやきで長野まで。長野からはJRでなくなったしなの鉄道にて妙高高原8時29分着。北陸新幹線開通により、少しダイヤが変わっていました。

妙高高原までなら到着時刻が早くなりましたが、電車は関山まで行かず、妙高高原駅が終点でした。今度関温泉に行くときはここからアクセスすることになりそうです。

 さて、このシーズンにもれなく、今年も3月26日からノンストップでほぼ休みなく働いていたのですが、前夜は歓送迎会。パッキングや食料計画は少しずつ準備していましたが、睡眠不足のまま出発しました。

 スタートは笹ヶ峰。駐車場はすでに車がいっぱいでした。10時すぎに登り始め。

今回は、初めて火打に登った時と同じ装備。板はサイコ163。シールはブラックダイアモンドの張り流し。メンテナンスをサボっているので、テールの部分が最初からはがれ気味。で、仲間が教えてくれた板用のバンドをとめる、という技をつかました。これで、1割くらいは足が重くなったと思われる?

この日は、ピークまでは行かず、高谷池ヒュッテまで。

登り始めてすぐ、あー今日は、ばてそうだな、という予感。いつもだと、自分のペースが遅いと、焦るのですが今回はそうでもありませんでした。

前回登ったときは、黒沢が通れず、板をザックにつけて、急斜面をツボ足で登ったのですが、今年は、沢にたくさん雪が残っていたため、楽なルートで登る事ができました。ヒュッテに到着したのが、3時半ごろだったと思います。

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眠かったので、滑りにはいかず、小屋でビールチームに入りまったり。この小屋は、ふとんあり、炊事場あり、鍋釜食器ありです。荷物が軽量化できるので嬉しい。だから、家から梅酒を持参しました。仲間とかぶってしまいましたが。。。

筋肉疲労はそれほどでもなくただひたすら眠く、この日たっぷり睡眠をとったおかげで、2日目は元気に、ピーク登頂から滑りに行くことができました。

そういえば、前回は、夜とても寒かったのですが、今回は夜汗ばむくらい暖かかったです。

 

2日目。小屋は70人と満員御礼で、炊事場の混雑が予想されたので、夜のうちに仕込んでおいたサンドイッチを食べて、雪が少しゆるむまでのんびり。

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火打山山頂に向かう。登り始めて間もなく振り返ると、富士山までうっすら見えた(らしい。サングラスは度入じゃないので、わたしには見えなかった。。。)片斜面のトラバースをクリアし、山頂に到着すると、雪がまったくなくてびっくり。360度の素晴らしい眺めを堪能しました。

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今回は、日本海側に降りる予定だったので、火打と影火打の間の鞍部まで出て、そこからいよいよ滑走です。1日目体力温存した成果がでるかどうか、楽しみでした。

初めてのときは、斜度と慣れない固めのザラメにびびり、へっぴり腰で止まり止まり降りた記憶があります。ビビることはなく、立て溝もあまり気にならず、安定して滑ることができたのが嬉しい限りでした。問題は。。。。久我さんにも指摘されましたが、最初の3ターンくらいはいいのですが、その後、ターンした後体が山側に向いてしまうので板がどんどん走って、スピードコントロールできなくなって転倒して終わる、というパターンでした。5回コケました。しかも春の雪は止まらない。。。。もっとシビアな固い雪だったらまずいです。

そういえば、この板、2月末に夜間瀬に言った時、仲間がインスタントではなくちゃんとアイロンでワックスかけてくれたのです。そのおかげか、ストップスノーはあまり影響なかったです。(見てないと思うけど、ありがとう、やっさん。)

快調に滑り降り、最後のつづら折りの林道に入ると新緑やコブシの白い花に白黒まだらの山並みが素晴らしかったです。今回も来てよかったなあ、としみじみ思いました。

 

最後は、橋をわたって用水路で板を洗い、笹倉温泉で汗を流しました。

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笹倉温泉から、バスで糸魚川にアクセスして帰るのもいいなと思っていました。ただ、くしゅくしゅと丸めることのできるモンベルの板ケースを手に入れることができず、年代物のスキーケースがかさばったので、ピックアップしてもらった車に置いてきました。板を剥き出しのままザックにつけて帰るのはちょっと危なそうです。

妙高高原駅まで車で戻って、電車アクセス女子2名で新幹線宴会しながら帰宅。しかし、長野駅はほんとに食べ物を調達する店が少なすぎ。そして東京まで近すぎて、今回はビール1本がお土産になってしまいましたとさ。

 

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楽しかった!

自分的キーワードについてはまた、いつか。

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2015年2月26日 (木)

夜間瀬

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2月21日(土)仕事を終えて、ちょっと片付け物をして、東京駅から新幹線に飛び乗りました。長野で小一時間時間をつぶし、その後長野電鉄に乗車。初めてです。小布施駅のホーム、いい味出していました。北信五岳がよく見えました。
ニフティサーブというパソコン通信があった時代、だんだんにスキー仲間が減っていくので、新たな仲間を探そうと、スキーフォーラムというところに入りました。これがFSKIです。そこで初めて参加したオフラインミーティングが、夜間瀬温泉スキー場でのオフでした。ずっと続いている夜間瀬オフに参加してきました。宴会では、みんなが持ち寄ったお酒やつまみとともに、ビンゴ大会があったり、20年くらい会っていなかった仲間と再開したりして、ちょっと懐かしい感じでした。
翌日日曜日は、夜間瀬から連絡している木島平まで行きました。こんなに広いゲレンデは久しぶりでした。よいお天気だったこともあり、気持ちよく滑走。新雪はまったくなく、春の雪に近づいていましたが、今季一番、板にのれていました。太板じゃなかったし、斜度がそれほどきつくなかったから、だと思いますが、久しぶりにびゅびゅん飛ばしで滑りました。ボーダーがたくさんいて危なっかしいときは、すかさずアルペンターンにして、その後またテレマークターンに戻る、という技ができるようになって、とても楽になりました。
木島平では、スキー場らしからぬステーキランチをいただきました。美味しかったー!!
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帰りは、昔に戻ったように、玄関前まで送ってもらいました。なんだか、とても新鮮でした。たまには、こういうのもいいな、と思いました。
そして、このFな仲間とよく滑っていた頃は、滑りの理論なんてまったく興味がなかったのですが、熱く語っている自分が不思議な感じでした。今季は、もう一回志賀に行きます。たぶんゲレンデはそれでおしまいでしょう。
あと何回行かれるかなあ。

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2015年2月13日 (金)

復習中

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2月11日。6時24分発あさま乗車。妙高高原駅9時前着。赤倉山。登り2時間。標高差約600m。とても長く滑れたという印象です。最近北海道の山にしか行ってなかった当社比ですが。

今日、1:25000の地形図を見ながらだいたいこのあたりを登って、このあたりを滑ったのだろうな、と思い出していました。久しぶりにももの筋肉が売り切れました。そして、やっぱり登りの切り返しはだめだったです。斜度のある切り返し2カ所でこけてブレーキ。ザラメでもなく、わりといい雪だったのに、です。ビンディングをウォークモードにしていると、テールが下がるので、キックターンにちょっとコツが必要だと教えてもらいました。
①切り返したいポイントより上まで登り、切り返す外側になる足にしっかり乗る。
②切り返した後で谷側になる足を一旦後ろにひいてキックターンして行きたい道にしっかり乗せる。この時、外側の板を踏まないように気をつける。
③②の足だけで立てるようにストックを安定する場所にさす。
④外側の板を一旦後ろに引いてトップが上がるようにして行きたい道に平行になるようにする。
この時、わたしにとってはけっこうな大股開きになるわけです。90度くらい。体が固いので、この角度で片足にしっかり体重をかけられないから、角度が小さくなりがちで、そうすると、まだ、斜度に対して直登ぎみになっていてずり落ちる。または、しっかり踏めずにずり落ちる。ということです。
股関節の固さが切り返し下手の原因ではないか、と言われ納得しました。
いろいろな雪質が次々にやってくる感じでした。けっこうスピードが出る雪だから気をつけるように言われ慎重に滑りましたが、今回もやっぱりたくさん山を汚してしまいました。今季アルペン滑りが好調なのですが、一応テレマークターンでがんばりました。ももがパンパンになるのは、へんな乗り方をしていたからだと思います。でも、山は景色も、林も楽しめるし、滑るルートを考える(といっても先導してもらっているのですが)楽しさもあります。天気がすごくよくて最高でした。
なんと、午後7時前に帰宅していました。山は、ゲレンデよりも短時間で充実感たっぷりです。次こそは、優雅に滑れるような気がします。勘違いなんですけどね。
今日は、転んではストックを踏ん張ったせいか上腕筋が筋肉痛です。
今週末は、今年になって初めてまるまる東京にいる週末です。ちょっと早いけど、仕事の山に登る予定ですが、股関節の課題が見えて来たので、12月からストップしていたトレーニングを再開することにしました。毎週、スキー宿で食事しているせいだと思いますが、胃が大きくなっていて、常に食べ過ぎでもあるので。
地形図を読むとき、山のピークから滑る方向に地図を回して見ないと、尾根と谷が反対に見えてしまうわたし。はい、街でも地図を回さないとダメな人です。地図を読むのは大好きですが。。。カヤックの時は、常にコンパスが固定されてあるから、回さなくてもわかるのか。。。単純にそれほど細かい動きがないからか。
カメラが壊れたので、ガラケー写真。1枚のみ。

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2015年2月 9日 (月)

休日は雪遊び

たった1日でしたが、滑りに行きました。

いつもの関温泉。
午後2時すぎにやっと降り始め、斜面が柔らかくなってくると、第三リフト下の荒れた斜面やV字谷までもがワンダーランドに。そんなわけでリフトが止まるまでの4本最高でした!
今回の手応え。けつプリ効果。廊下状のところでスピードコントロールがうまくいくようになったことと、V字谷が少し楽しめるようになったこと。斜面側に体を投げ出すような加重と、斜面側に残すような加重(?)はよくわからないまま。。。。
平日のストレスフルな生活を雪で中和しているとでもいうのか、不思議と体はそれほど疲れず。
いつまで続くのか???休日外遊び。。。
記録。
1月31日。日帰りガーラ湯沢改め湯沢高原。強風のため早々にあがってコマクサの湯経由「しんばし」で蕎麦と日本酒でした。その後実家へ行き、2月1日は「マンマミーア」。劇団四季は、言葉が明瞭で聞き取りやすいと改めて思った。

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2015年1月27日 (火)

1月24−25日 斑尾高原

スキー場内非圧雪林間を滑ることができる斑尾高原に、昨年に続き行ってきました。

長野から飯山線で飯山駅下車。3月14日に新幹線開通とあって、準備万端の新駅でした。旧駅舎とは少し場所が違っているようです。
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毎週遊んでいると、がつがつしなくなるというか、ゆっくり練習したいというモードでした。ちょうど、新雪もなかったので。ものすごく天気がよかったので、ゆるくつながっているパソコン通信時代からのスキー仲間と一緒に一番上まで上がって360度の景色を堪能しました。
野尻湖。
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山という形の妙高山。火打もちょこっと見えてます。
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少しかすんでいますが、日本海まで。
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前回のレッスンの最後にポジションを思い出したつもりでいましたが、?マークだらけの滑り。いろいろためしながらゆっくり滑りました。一つ手応えを感じられたのは、階段でのイメトレの成果です。幅が狭くてけっこう急斜面のバーンでスピードを殺しながら小さく回る。その時に体を谷にしっかり向ける、のが少し出来るようになっていました。天気がよくて視界がきいたから恐怖感がなかったからだと思われます。
2日目は、曇りとおもいきやだんだん晴れてきました。調子が出て来て、少し林間にも入りました。木があっても怖くなくなったなあ。時々やわらかいところがあって楽しく滑ることができました。途中、sercの講習を受けている友人の書き込みを読んで、体の使い方のヒントをもらいながら、足を引かない、腰のひねりを意識して練習。力づくで回る、から脱出できるのはいつなんだろう。。。
帰りは、長野駅近くの大久保西の茶屋でお蕎麦&ビールでシメ。この店は、もっとゆっくり日本酒など飲んでいたかったな。今回一緒だった友達に、信濃サーモンの美味しさを教えてもらいました。アラスカのサーモンより脂の味が美味だと思う。また食べたい!
そして、今回は、レストランフルハウスと同経営の、ウッディルークという宿に宿泊しました。ゲレンデに近いし、部屋も清潔で、ご飯が美味しい。斑尾に行くときは、またここにお世話になろうと思います。
年があけて毎週末遊び。今週末も日帰りスキーが入りました。さあ、どこまで続くか。。。。
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2015年1月14日 (水)

パウダーキャンプin妙高

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1月10日〜12日

sercのパウダーキャンプに参加してきました。宿泊は昨年、大変お世話になった関温泉グリーンヴィラさん。
先日のニセコでも、ポジションをよく思い出せなかったけれど、柔らかくて気持ちのいい雪はそこそこ滑ることができていました。今回もスタートは同じ状態でした。
講習が始まる前に少しだけ自由に滑ってみたのですが、今季初めての太め板のパンドラに乗ったこともあって(というのは実際のところは気のせいなんですが)、コントロール不能状態。超ダメダメ。まず、まっすぐに立てない。常に右足が内倒気味になるいつもの癖がどうしても脱けません。
その状態のまま、講習開始。なんでもない緩斜面でもこけまくり、まったくうまく滑れない。できていたはずのことを、思い出せる気がまったくしませんでした。
パウダーキャンプなので、林間に入ったり、コース脇の残り物を味わったりするのですが、全くわからない。以前習った内容なのに体がまったく動かないまま、次々に新しい指示が飛び、頭は???状態だったので、途中からは、とにかく板に乗る、後ろ足を引かないでターンすることだけ考えていました。
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2日目も赤倉観光ゲレンデ。この日は、装備を全部背負ってスタート。まったくダメダメなのは初日となんら変わらず。途中から、まあ、こういう日もあるよね、と開き直って、楽しい斜面は、あんまり考えすぎずに滑ることにしました。シーズン初シール登行30分。斜度がきつすぎない、ふわふわの林間コースへ。もうこうなると、どうでもよくなり、しゅるしゅる滑って(無駄に降りて)、コースに出る部分でギャップにやられてこける、の繰り返しでした。整地でのレッスンになると相変わらず転倒の繰り返し。それでも、林間に入ると先シーズンより下にむけてまっすぐ滑ることができるし、こける回数も少ないような。。。。
久我さんが、この辺を滑るといい、と指示してくれたので、なるべく山を汚さない(こけて荒らさない)ようにということだけ考えて楽しみました。講習の最後に、コースを滑っているときに、やっと、昨シーズン滑っていた時のような、楽な乗り位置を体で感じることができました。ちょっと嬉しい瞬間です。
レッスン後は、そんな小さな幸せ気分で、赤倉観光ホテルに初めて入りました。何種類ものスパイスの効いたホットチョコレートが全身にシミワタル感じでした。一度泊まってみたいと興味を示していた両親のためにロビーでも偵察しようと思っていましたが、さすがに、スキー靴のままでは、中の方までは探検できず。ティールームはとても感じがよかったです。カップも素敵でした。
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夜は、宿の階段でイメトレ。狭い廊下で壁を使った昨スーズンのイメトレから、斜度がつき、より立体的に進化していました。職場などどこでもできる「怪しい動き」がまた一つ増えました。昨年、壁にあてこむ動きを教えてもらったときも思ったけれど、大瀬さんのシミュレーションはとても分かりやすいです。目をどこに向けるか、など、呪文のように声に出しながら動きを確認することができます。
まあ、山に行くと忘れちゃうし、久我さんには、声に出してから動くタイミングで練習しているけれど、実際にはそれでは、動作が遅れることになる、と言われました。きっと、どこかで身になっていると信じて今日も怪しい動きに励みたいと思います。
3日目は関温泉にて講習。第3リフトが動いていないので、たった1本のリフトですが、大満足の50㎝の深さ。転ぶと脱出が大変。何度も転びながら、この日は、師匠の指示は少なめで、以前は腰のひけていた、第三リフトの下の斜面のノートラックの部分を何本も滑りました。林間が怖くなくなっているのをより強く感じました。
最後は、春井沢の方にまわるコースを何本か滑って、いつものかのうやさんでランチして、タウベで割引券分お茶を飲み、終了。
初日に比べると、板に振り回されなくなりました。深雪の気持ちよさをたっぷり味わうことができました。
今回、赤倉観光スキー場は、妙高高原駅からタクシーで10分(1800円弱)とのことだったので装備一式全部持って自力でアクセスするつもりで出かけました。ところが、いざ列車を降りてみると、タクシーは長蛇の列。しかも、おそらく2台くらいしかなさそう。10時に到着して、10時半ごろには滑り始められる、との読みは甘かったです。結局ピックアップしてもらうことになってしまいました。やはり、車の運転が出来た方が自由だと改めて思うこの頃です。電車アクセスで、道具をミニマムにする感覚はとても好きなのですが。。。
今後、一緒に遊べそうな出会いもあり、充実の3日間でした。
冒頭の写真は、帰りに妙高高原駅で見た除雪車。

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2015年1月 4日 (日)

初もの

お正月らしく初物を味わいました。
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ニセコで滑り始めてすでに15年目(だと思う)ですが、ピークなる所に登ったことは一度もありませんでした。通い始めた頃からうずっと、とても私の足前では行かれない場所、という存在感がありました。ピークハンターではないし、ピークに登らなくてもニセコひらふを十分楽しんでいたので、どうしても行きたいということもなく、タイミングも合わずに15年たちました。
Y子が「山の神様が8を引き寄せようとしているんだよ」と言っていましたが、アンヌプリ山頂から北斜面、大平原、(ジャクソン)は初めてのわたしを大変温かく迎えてくれました。風はなく、雪は深く軽く、絶好のコンディション。*ジャクソンに括弧をつけたのは個人的な理由です。
これからピーク登りの積極的リピーターになるかというとそうはならないと思いますが、いつもこの山の懐で遊ばせていただいているんだなあ、というような気持ちになりました。またいつか登って、ジャクソンを楽しめるといいなあ。登りはまったく問題なし。ラン効果か?
今年のニセコでは、午後まで滑っています。カリー小屋で昼を食べた後、花園、ジャンボを2本滑り、最後は、一番下のファミリーゲレンデで、片足にしっかり加重して親指側から小指側に重心を移したり、加重していないフリーになった足を前に出してターンしたり(←昨シーズンつかんだことを最後の最後に思い出したのです)する練習をしました。急斜面だとポジション確認がなかなかできなかったのですが、緩斜面を滑ったら、昨シーズン習ったことが蘇ってきました。視線と体の傾きも思い出しました。濃い初滑りです。

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