心の栄養

2021年5月11日 (火)

人とのつながりで心は動く

仕事を辞めたから元8組の話題もなんだかなあ、と思いますが、ひょんなことから、教え子の名前を見つけてコンタクト応援しているよ、とメッセージを送ったらお返事がきました。

櫻井愛子さん。声楽家。とっても歌が上手でしたが、国際的に活躍するようになっていました。いつか演奏会に行こう思います。

そして8組だったころの櫻井さんを思い出す動画を見つけちゃいました。→声楽科体操

いとこから教えてもらった山中惇史さんのピアノリサイタルのことを思い出して、音楽は、演奏そのものだけではなくて演技(?)パフォーマンスも含めて演奏なんだなあということを改めて感じます。

とてもゆっくり、物事をひとつひとつ進める毎日なので、まずは、家。その次にアウトドア、言葉と音楽。

 

 

 

| | | コメント (0)

2019年1月10日 (木)

バリトン愛

Img_5832_14

昨年の5月から始めたバリトンサックス。

初めてのリード楽器で音がなかなか安定しませんが、現在4曲目を練習中。低音シリーズで鳴らしていれば出る。高音シリーズで鳴らしていれば出る。音が飛ぶと口の構えが瞬時に変えられずたいていは、低音が出ない。
合唱ならアルト。ピアノは伴奏を弾くのが好き。バリトン愛が目覚めてきた。まずい、自前の楽器がほしくなる。バリトンだと手が出ないなあ。中古もあまりないし。。。
3月のコンサートに向けて、sing sing sing鋭意練習中です。

| | | コメント (4) | トラックバック (0)

2019年1月 7日 (月)

即興

Photo_14 Photo_16
 34/43/34/43あるいは7/7/7/7
八丈島や青ヶ島に伝わるショメ節という島唄があります。ヤァーに続く7音×4の歌詞で一節が完了し、ショメ〜ショメ〜と合いの手が入ります。宴たけなわとなったころ、誰かが歌い出すと、全員が手拍子と合いの手を入れ、歌い手が次々に交代します。定型の歌詞はありますが、どの詞から歌っても自由で、その場にふさわしい歌詞を即興で歌うこともします。
♪ヤアー 中は丸山 まわりは屏風 寒さ知らずの池の沢 ショメ〜ショメ〜♪
といった具合です。
 酒席でこのショメ節が始まると、ちょっと緊張。その場にふさわしい歌詞で何か歌わなければならないからです。こういうのは本当に苦手でした。
 でしたっていうのは、今は苦手度が少し小さくなったということです。学生の頃、バンドに誘われてキーボードを担当していたとき、楽譜があれば何でも弾けましたが、アドリブってやつが恐怖でしかありませんでした。だから、モデルとなる演奏を頭の中で譜面にしてそれを弾くようなことしかできませんでした。
 島に来て、出会ったもう一つの即興が還住太鼓です。一台の太鼓を両面から二人で叩きます。音の低い面で一定のリズムの下拍子を叩き、音の高い方の面でもう一人が自由に叩く上打ちをします。下拍子には何種類か定型がありますが、上打ちには何の型もなく叩き手が自由に創作し、二人で音楽を作り上げます。(還住太鼓の音楽は海のうねりや波そのもので、これについては、改めていつか語りたいことがたくさんあるのでいつか)
 ショメ節にしても還住太鼓にしても、以前の自分だったらきっと固まって何もできなかったと思います。何がどう変わったのかはよくわかりませんが、何かふっきれているというか、自分なんかどうやったってかっこよくなんかないのだから、と開き直っているとでもいうのか、とにかく即興があまり怖くなくなりました。そして、何よりも、音楽が好きなんだなあということを強く再認識しています。
 コーラス、サックス、和太鼓、ウクレレ。もちろん上手くなりたいけど、一番は楽しむこと。誰かのためにやるんじゃなくて、自分が楽しいからやる。即興を楽しめるのもその延長なんじゃないかな。定年後はジャズピアノをやりたい。ジャズピアノでアドリブ。。。できるでしょうか?

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月 7日 (日)

自分メモ

森美術館

3月6日まで

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月23日 (火)

スワンレイク

P9151130 P9151132P9151142 P9151131 P9141112_2

先週、N嬢が神席をとってくれました。3度目のマシューボーンのスワンレイクを見てきました。ゴメスさん、素晴らしかった。使われるためにある筋肉の美しさも堪能してきました。

終演後、これまたN嬢が見つけたスワンレイクというお店でスワンレイクビールを。これ、特にコラボしているわけではなくて、新潟の地ビールだそうです。

脱線しますが、代々木上原の駅がものすごく近代的になっていてびっくりしました。この店があった場所、以前行ったことのあるフレンチレストランだった所ではないかなあ。駅前でO嬢と終電まで飲んだあの店はなくなっていました。
そして、この少し前、渋谷駅の山手線内回りホームの線路に沿って壁のようになっていた広告版がなくなっていることに気付きました。
シアターオーブから見下ろすと、こんな風になっているからなんですね。
電車で居眠りしていても、窓から見える広告で渋谷はすぐにわかったのですが、変わりますね。内外のホームが一体化されるとか。どちらに乗るかで階段が違ったりせず、わかりやすくなりそうですがちょっと寂しい。
スワンレイク (マシュー・ボーン)
9月15日 12時30分〜 シアターオーブ
ストレンジャー:マルセロ・ゴメス
王子:クリストファー・マーニー

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年9月14日 (日)

幸せを呼ぶカップ

P9141122

たしか3年前にいただいた白樺のマグ。白樺のコブの部分をくりぬいて創られるそうで、人からプレゼントされると幸せになるそうです。とっても嬉しい贈り物で、海山のキャンプに連れていっています。

カヤック旅の時は、荷物を宅配で送り返すことも多く、そうなると、ギアをメンテナンスするまでに軽く1週間くらいたってしまいます。しかも海旅では潮の洗礼を受けたままのギアたち。そんなこんなで、このカップもコーヒーの色が染み付いていたり、表面がぱさついたりしています。よくアウトドアショップの非売品ディスプレイなどで見かける同じようなカップはつやつやしているし、もちろん汚れもない。愛の注ぎ方があるに違いないと思いつつついつい後回しになっていましたが、本日調べました。そして、ちょこっと愛を注ぎました。
クルミのオイルかオリーブオイルを布に染み込ませて、その布でふくとよいそうで、さっそくオリーブオイルでやってみました。
毎日使うこともメンテの1つなんだそうです。朝、これでコーヒーを飲もう。ある日、味がこっくりしてることに気付く日がくるとか。


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

9月13日 HISTORY BOYS と「豆知識」

P9131109

実は、最近まったく自炊していませんでした。というのも、冷蔵庫が壊れていたからです。

そんな日々にピリオド。ということで、昨日冷蔵庫が届く・・・予定でした。
午前中に手配していたのに、午後になっても来ない。夕方からは、観劇の予定があるのに。。。。問い合わせてみると、「18時から21時のお届け予定になっております。」とのこと。がっくり。また1週間延期で、来週末のお届けになりました。
早朝から、玄関に置いてあるカヤックを移動させたりして、冷蔵庫がスムーズに運べるように片付け、ついでに、ガスレンジや床を磨いたり。まあ充実した時間だったからいいか、ということで。
松坂桃李くんが出ている、「HISTORY BOYS」を見てきました。イギリスの男子高校生と先生のお話。ほぼ全編が8人の男子生徒と2人の教師の授業中のディスカッションの場面です。(以下ネタバレありです。)
同業者として、心に入って来る台詞がたくさんありました。国が違っても同じなんだなあ、と。数値で示されない生徒の変容は認められにくいこと。カリキュラムに縛られない教師の独創性は否定される。でもそういう授業は生徒達の心にはずっと残るかもしれないこと。タイトルの「豆知識」は、そんなやりとりの中で出て来る言葉です。常に真っ向勝負している授業を豆知識と言われる場面で、即座にそれはないでしょっと反発を覚えた私。ヘクター先生のような思想をもちつつ、求められるのはアーウィン先生のような実で、その両方を同時に達成しようともがいているのが自分なのだなあ。

学校の場面が始まった最初の場面で、若者のガタイのよさにドキドキ。みんなでかい。かっこいい。でも、そこに教師として立つ浅野和之氏のしゅっとした空気感は、際立っていました。そんなわけで、とても久しぶりにパンフレットを買ってしまいました。イギリスが舞台なので、出て来る歴史上の人物や、大学事情などのバックグラウンドの解説もあり読んでよかったです。
そして、今回もパクっちゃおうポイントがありました。
舞台の床に敷かれたラシャ紙を破り取ってノートなどの小道具にし、最後に全部きれいに舞台からなくなる。舞台装置は、3方向にある扉と、持ち運びしながら使う8脚のイスのみ。重ねたり、並べ替えたり。やはり、こういうシンプルなのが好きです。
細かい演出があってこそなのでしょう。芝居作りの過程を見てみたいなあ。
「HISTORY BOYS」
作:アラン・ベネット 翻訳:常田景子 演出:小川絵梨子
2014.9.13@世田谷パブリックシアター

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年4月 5日 (土)

チーム8やっと始動

今年のチームは2人です。よそから異動してきた20代男子。

ここ数日、チームを動かすことよりも、全体の仕事が山とあったり、異動者のパソコンが「順次設定に参ります」状態で使えなかったりして、たぶん彼は暇な時間を過ごしていたと思います。アナログでできることは、わたしのクラスの分までやってもらいました。いい相棒になれそうです。そんなわけで昨日夕方、やっとチーム始動。
わたしも、はじめてづくしの今年度。他は4人体制の中の2人体制だし、全体の中では昨年より重いまとめ役を言い渡されたし、今まで経験したことのないシステムだし。
ボスに言い渡されたとき、「ちょっとこわいです」と言ったら、その気持ちがあるなら大丈夫だと言われましたが。。。
しばらくは、仕事に集中しようと思います。もちろん当社比ってことで。
今決まっている遊びは、4月に1泊2日で花見カヤック、GWに南でカヤックキャンプトリップ。これだけあれば十分ですか。。。。
今日はこれから、職場の古いものを片付けてきます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月30日 (日)

ウッジョブ!

Photo

3月28日

またまた銀座へ。
試写会に誘われて「ウッジョブ!」見てきました。
いろいろ考えさせられる部分はありますが、単純に、アウトドア経験のなかった時分のことを思い出したり、4年間限定プチ田舎暮らしの経験を思い出したりしました。
とにかく笑えました。仕事帰りに気分転換して帰る映画にはとってもいいと思います。
染谷将太くん、初めて知りましたが、元8組の一人を思い出した。
長澤まさみちゃん、先生なんだけど、着ているものとかとてもリアルに感じた。
そして、小学校3年生の習字の手本で、「ビル」というのがカタカナ練習の定番です。意味不明ですね。
ロードショー見る方は、最後まで見ましょう。最後まで。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

「妲妃のお百」

T02200311_0567080212858332635

なんだかんだいっても春休み。

3月27日
定時で上がってお芝居を見てきました。
「妲妃のお百」
小さな高座だけの舞台で行う駒塚由衣さんの一人芝居。もとは落語のために書かれた脚本だとか。
見事に一人で何役も演じ分けられていて、物語に引き込まれました。しかも、座ったままで上体の動きと表情だけで演じ分ける。さらに言えば、落語と同じで、背景を声で表現する。すごいなあと思いました。ほんの少ししか登場しない人物ですが、みのきちの亭主が登場した時、駒塚さんの顔ががらっと変わって、亭主の顔に見えました。そして、クライマックスが近づくにしたがって寒くなってきました。まるで雨の夜、川沿いを籠にゆられているかのように。
駒塚さんが江戸弁を習っているという話を伺っていましたが、江戸弁と言われてもピンと来ず、おぼろげに落語みたいな語り口かな、とか三社祭で神輿を担いでいるある店の大将のような話し方かななどと思っていました。
今回のお芝居の終演後に脚本を書いた藤浦敦氏のご挨拶があり、その後の宴席でもお話されるのを聞いていましたが、これが、江戸弁だ、と納得。そして、大先輩で新宿左門町は四谷怪談の神社に生まれ育った方の話し方と同じだ、とその方を思い出しました。藤浦氏のお話を聞きながら、谷崎(潤一郎)とか芥川(龍之介)とかは、そんなに遠くはない時代にこの東京にいた生身の人なんだなあ、とへんな感想をもちました。
一人で出かけましたが、充実した夜でした。駒塚さんは7月に「藪の中」を上演されるそうです。そちらも今から楽しみにしています。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧