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2017年1月12日 (木)

集中力

来週から書き初め展が始まる。

書き初めは、書かせる文字を決めて、長い半紙があればできるのですが、手本と用紙がセットで販売されていて、それを買って指導することが多い。購入したままのお手本だと、実際に書く大きさよりかなり小さいため、だいたい200パーセントくらいに拡大して、分割コピーし、それを張り合わせて実物大のお手本を作成(させ)、まずは、普通の半紙に一文字ずつ練習。
その後、本番と同じ長い紙に書きますが、12月中に2、3枚。冬休みに2、3枚(書いて一枚提出)、1月の書き初め大会などの本番に2、3枚書いて、1月に書いたものの中から書き初め展に出す作品を1枚選ぶ。

習字は、書いた枚数に比例して上手になる。書き慣れるから文字に命が入るというか、動きやのびが出てくるようになるのです。今年は、指導するのがたった一人なので、手を出さないまでも、「そこで、筆をならして」とか「筆をトントンと置いてもどすように」とか、「書き始める場所、しっかりイメージしてから書くんだよ」とか適宜、言葉をかけながらになります。そうすると文字の配置やバランスは格段によい作品ができます。

それでも、最後の1枚は、何も言わずに実力で(?)書かせる。やや曲がったり、筆使いが悪くなったりはしましたが、この段階で集中がぐっと深まり、書き手の思いが入った作品が仕上がり、この最後の一枚が作品として選ばれることが多い。

「集中力」。これを生み出すのが難しいのです。実際、本文とも言える書き初めの文字は大成功でも、横に書く名前ですっかり集中力が途切れてしまい、名前が雑になったり、文字の配置バランスが悪かったりするという現象は頻繁に発生します。名前を書く前に、ここで気を抜くな的な声をかけても、効果がないときもあります。
活動や学習内容に興味をひくための工夫で意欲は高められることが多いけれど、集中力は、毎日の様々な場面での積み重ねで育てるしかない。ナマモノというかイキモノというか。ムズかしい。

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