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2015年1月14日 (水)

パウダーキャンプin妙高

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1月10日〜12日

sercのパウダーキャンプに参加してきました。宿泊は昨年、大変お世話になった関温泉グリーンヴィラさん。
先日のニセコでも、ポジションをよく思い出せなかったけれど、柔らかくて気持ちのいい雪はそこそこ滑ることができていました。今回もスタートは同じ状態でした。
講習が始まる前に少しだけ自由に滑ってみたのですが、今季初めての太め板のパンドラに乗ったこともあって(というのは実際のところは気のせいなんですが)、コントロール不能状態。超ダメダメ。まず、まっすぐに立てない。常に右足が内倒気味になるいつもの癖がどうしても脱けません。
その状態のまま、講習開始。なんでもない緩斜面でもこけまくり、まったくうまく滑れない。できていたはずのことを、思い出せる気がまったくしませんでした。
パウダーキャンプなので、林間に入ったり、コース脇の残り物を味わったりするのですが、全くわからない。以前習った内容なのに体がまったく動かないまま、次々に新しい指示が飛び、頭は???状態だったので、途中からは、とにかく板に乗る、後ろ足を引かないでターンすることだけ考えていました。
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2日目も赤倉観光ゲレンデ。この日は、装備を全部背負ってスタート。まったくダメダメなのは初日となんら変わらず。途中から、まあ、こういう日もあるよね、と開き直って、楽しい斜面は、あんまり考えすぎずに滑ることにしました。シーズン初シール登行30分。斜度がきつすぎない、ふわふわの林間コースへ。もうこうなると、どうでもよくなり、しゅるしゅる滑って(無駄に降りて)、コースに出る部分でギャップにやられてこける、の繰り返しでした。整地でのレッスンになると相変わらず転倒の繰り返し。それでも、林間に入ると先シーズンより下にむけてまっすぐ滑ることができるし、こける回数も少ないような。。。。
久我さんが、この辺を滑るといい、と指示してくれたので、なるべく山を汚さない(こけて荒らさない)ようにということだけ考えて楽しみました。講習の最後に、コースを滑っているときに、やっと、昨シーズン滑っていた時のような、楽な乗り位置を体で感じることができました。ちょっと嬉しい瞬間です。
レッスン後は、そんな小さな幸せ気分で、赤倉観光ホテルに初めて入りました。何種類ものスパイスの効いたホットチョコレートが全身にシミワタル感じでした。一度泊まってみたいと興味を示していた両親のためにロビーでも偵察しようと思っていましたが、さすがに、スキー靴のままでは、中の方までは探検できず。ティールームはとても感じがよかったです。カップも素敵でした。
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夜は、宿の階段でイメトレ。狭い廊下で壁を使った昨スーズンのイメトレから、斜度がつき、より立体的に進化していました。職場などどこでもできる「怪しい動き」がまた一つ増えました。昨年、壁にあてこむ動きを教えてもらったときも思ったけれど、大瀬さんのシミュレーションはとても分かりやすいです。目をどこに向けるか、など、呪文のように声に出しながら動きを確認することができます。
まあ、山に行くと忘れちゃうし、久我さんには、声に出してから動くタイミングで練習しているけれど、実際にはそれでは、動作が遅れることになる、と言われました。きっと、どこかで身になっていると信じて今日も怪しい動きに励みたいと思います。
3日目は関温泉にて講習。第3リフトが動いていないので、たった1本のリフトですが、大満足の50㎝の深さ。転ぶと脱出が大変。何度も転びながら、この日は、師匠の指示は少なめで、以前は腰のひけていた、第三リフトの下の斜面のノートラックの部分を何本も滑りました。林間が怖くなくなっているのをより強く感じました。
最後は、春井沢の方にまわるコースを何本か滑って、いつものかのうやさんでランチして、タウベで割引券分お茶を飲み、終了。
初日に比べると、板に振り回されなくなりました。深雪の気持ちよさをたっぷり味わうことができました。
今回、赤倉観光スキー場は、妙高高原駅からタクシーで10分(1800円弱)とのことだったので装備一式全部持って自力でアクセスするつもりで出かけました。ところが、いざ列車を降りてみると、タクシーは長蛇の列。しかも、おそらく2台くらいしかなさそう。10時に到着して、10時半ごろには滑り始められる、との読みは甘かったです。結局ピックアップしてもらうことになってしまいました。やはり、車の運転が出来た方が自由だと改めて思うこの頃です。電車アクセスで、道具をミニマムにする感覚はとても好きなのですが。。。
今後、一緒に遊べそうな出会いもあり、充実の3日間でした。
冒頭の写真は、帰りに妙高高原駅で見た除雪車。

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