愛が足りない
9月29日(日)初めてのソロ漕ぎの予定が、WISPERのスターンのフレームの一部が破損していたため、中止。出艇地下見を兼ねた、近江牛、黒壁観光、カヤックドッグ入の旅となりました。それはそれで楽しんだし、リフレッシュの週末になりました。
ドッグ入させたWISPERを師匠に見せたところ、診断は愛情不足。
えっ!!こんなに愛しているのに。毎回、お風呂場を優先的に使わせて潮抜きしているのに。しかし、ほんとに、失敗しないと学べない自分らしさがここにも出ていました。
都会の高層住宅住まい、車なし、遠出してフォールディングカヤックで遊ぶ、となると、宅配便利用が増える。しかも、平日は宅配便を受け取れる時間に帰宅できない。となると、必然的に宅配を受け取るまでに数日は当たり前。1週間先になることもよくあります。つまり、潮まみれのままその期間は放置。手元に届くとフレームの潮抜きはするけれど、船体布を自宅で広げる事はほぼありません。船体布の中に砂が入っている状態のまま毎回組み立て→漕ぎ→撤収のループになっています。後悔先に立たずですが、キャンプツーリングが多く防水バッグについた砂を丁寧に落としてパッキングしているつもりでも砂が入っていたこと、組み立て時に、フレームをバウに入れるとき毎回体ごと入って足で入れているため砂が入りやすいこと、しかも組み立てが遅いので速さを気にして砂が入らない配慮がおろそかになっていたこと、撤収時に電車の時間を気にして中の砂をあまり気にしなかったこと、ミニ箒は使用していたけれど、ミニちりとりは携行していないこと、を4年ほど繰り返したことこそ、愛が不足していた、ということでした。
砂をきっちり取り除かないことで、次に使用する時、船体布の中でフレームが砂で擦れるということで、バウとスターンのキールは傷だらけになっていました。そんなもんだ、と思っていましたが、使用頻度の高い艇のツルピカなフレームを見て大反省しました。
一度ついた傷はもとにはもどりませんが、今後砂抜きをしっかりしようと心に決めた週末でした。ソロ漕ぎはできなかったけれど、気付きのあるプチ旅行でした。100均で買ったミニ箒もちょうど壊れてしまったので、WISPERが帰ってくるまでにミニ箒とちりとりのセットを用意したいと思います。
琵琶湖長浜の出艇地や宿泊先や温泉の下見もできたし、地図はばっちりチェック済みだし、風についての規準も少し分かったのが今回の収穫でした。
この秋はことごとく連休が連休でなくなっているので、ゆっくりドッグ入りしてもらって、雪の便りが聞こえるまでは、山歩きに心動かされています。帰りに、品川に新しく出来たモンベルに寄って、八ヶ岳のパンフレットなど見ながらそんなことを考えていました。
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