8月16日 ユーコン川④
深夜のノーザンライトの感激の余韻をひきずりながらも、みんな朝早く起きてきました。撤収→積み込み作業も手慣れてきたので、この日も早めに出発。
まずは、BigSalmonに上陸。ここにも古いキャビンがありました。写真の花がFireweedです。
テーブルの上に花が挿してありました。ちょっと枯れかけていたので、新しい花を足してみました。前を行く旅人の存在を感じる瞬間です。実は今回、出発前夜にヨシからサプライズのお知らせがありました。それもあったせいか、キャンプサイトで先行する旅人の残したクラフト(弓矢とか、木っ端とか)の跡を見つけてちょっとワクワクしていました。
川幅も広くなり、中州も大きくなってきて、下流に来たことが感じられる日でした。
1時間に一度くらいみんなの艇をくっつけてイカダいなり、ただ流される時間をとりながら旅を続けていました。わたしはつかまっていないとすぐに離れてしまうので、けっこうハナレザル状態でしたが。

ちょっと寒めのこの日、ランチはICHIBAN。これも懐かしい。15年前は雨に打たれながら食べました。日本のインスタントラーメンです。体があたたまります。
Nちゃんとは、この日別れました。彼女はけっこう軽装で、足下もビーサンだったので、BigSalmon に上陸した際泥沼に足をとられたり、鼻緒が壊れたりしていました。そこで、今回の旅のもう一つのテーマだった「荷物減らし」のために履き古しではあったけれどクロックスを引き取ってもらいました。このクロックス、はクロックス上陸後の第二世代といえるもの。買い替える口実ができました。
ゴールまで残すところあとわずか。この日はTwinCreaksにキャンプしました。上陸しようと考えていた所に、人が見えたので、その手前で上陸しました。この日はケイトが調理などを全部やってくれて、わたしたちは、思い思いにキャンプで時間を過ごしました。読書したり、いろいろなものを天日で干して乾かしたり。男子たちは釣りもしていましたが、私はもうしませんでした。
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