オーガニックとクローン
6月23日に青山円形劇場にて、いのうえひでのり氏演出の「断色」を見てきました。物語のベースが悪夢からきているので、まったくリアルではない内容の芝居でした。高校1年のときに、生物の先生が「クローン羊」のことを授業でとりあげてくださったことを思い出しました。生物はけっこう好きな教科で、特に遺伝のところは得意だったので印象に残っているのだと思います。当時はクローンを作ることの意味や、倫理的な問題など、まったく考えようともしなかったですが、物語的な発想としていろんな可能性があり、おもしろかった。でも、情とか、機微とか、いい意味でのブレ(遊び)とか、そういう割り切れない人間らしさがずっと大切にされるといいなあと思います。私が職業人になってからの間だけでも、そういうのがなくなってきているように感じているのですが、芝居からそんなことを考えました。
芝居の後は、表参道マルシェをぶらぶら。天然生姜のジンジャーエール(超辛)を飲んだり、焼きチーズを食べたりしました。野菜や魅力的な食材のお店がたくさん出ていましたが、テイスティングしてとても美味しかったその場で圧搾してくれるごま油だけ手に入れてきました。ヤングコーン10本300円にはかなり惹かれましたが我慢。ごま油はオリーブオイル感覚で、サラダに回しかけてみたらとっても美味でした。とっても香りが高くて、いいです。この市場は毎週開催されているそうなので、次回はこれだけを目的に行ってみたいです。
オーガニックオーガニック、と盲信するわけではありませんが、職場で教材として育てている野菜が今一番癒されているものだったり、美容室で100%天然素材のシャンプーを薦められて使い始めたり、最近縁があります。
育てている野菜については後日。
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