死語に近づいている言葉
1月10日。国語の読みのテスト問題の中に「授業参観」という言葉が使われていたのですが、机間巡回して見ていると、「じゅぎょうさんか」と答える子供がたくさん。つかわないもんなー、最近この言葉。「学校公開」っていうことの方が多いのです。連続3日間全てを公開するっていうことでこういう呼び名になったようです。教えたかったけど、これも実態。しかたないので、見守るのみ。行事等の呼び名は、地方によってけっこう違うので、全国の結果がどうなのか気になります。
以前、文科省の調査問題作りにかかわった時、地方によって差の出ない内容にする、という条件がありました。例えば、「公園にゴミ箱を設置することについて、賛成反対の立場をはっきりさせて、あなたの意見を書きましょう。」という問題は、公園が身近にない地域の子供にとっては、判断がしにくい、という理由で却下になったように記憶しています。今回のテストは国のものではありませんが、わたしたちは問題としての評価も気に留める必要があります。
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コメント
授業参加か。
それは、保育園には「保育参加」というのがあるから(保育園出身の子供にとっては身近な言葉)、勘違いしやすいってことじゃないかな。
参観なんて、授業参観以外じゃ使わない言葉だしねぇ。
投稿: あきらけい | 2013年1月13日 (日) 08時06分
>あきらけいさん
カメですまソ。
保育参加っていうのがあるのねー。
まだテストの結果が出て来ないけど、「学校公開」とかって言ってるのが東京だけだとしたら、正答率で佐差がでるかもしれません。
投稿: 8 | 2013年1月22日 (火) 22時43分