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2012年8月 4日 (土)

芸術の夏

7月28日(土)
Photo

知人の主催する「光の箱ワークショップ」に参加してきました。
カメラを持って行かなかったので、制作過程の記録はありませんので、言葉だけで伝えてみます。

底にトレーシングペーパーを貼った箱に、銀のフィルムを筒状にしたものを立ててつめていき、最後にトレーシングペーパーと対面する面に色セロファンを張って、セロファン側から光を当てて、トレーシングペーパー側から見ると、フィルムに乱反射した光の面白さが加わって美しいオブジェになる、というものです。

もともと工作が好きなので、約2時間たっぷり楽しみました。東北復興支援のイベントでもあったので、自然、特に海のもつ様々な表情と海への愛と敬意をこめて作りました。

28−29日に明治神宮でライトアップされましたが、29日(日)暗くなってからもう一度明治神宮行き、お参りもして、鑑賞してきました。他にも光ものの展示がいくつかあって、楽しめました。乃木大将の映画を屋外でやっていました。こちらは見ませんでしたが、うちの親世代にはなつかしい光景だろうな、と思いました。

28日夕方からは、神奈川芸術劇場で、三谷幸喜演出の「桜の園」を見ました。
「桜の園」といえば、中学生の頃、外国文学を読み漁っていた私は、浅はかにも題名からなんとなくロマンチックな内容を予想して図書室で借りてきました。読みにくく、つまらない、と落胆したことを今でも覚えています。今だったら、間違いなく途中で読むのを辞めているのに、当時は根気があったのでしょうねえ、一応最後まで読みました。ただ、細かいことはまったく忘れていました。

その小難しい戯曲に、けっこう笑わせてもらったり、ほろりとしたり、考えさせられたり。
一緒に見ていた友人に、最後の台詞は誰に向けて言ったのか?と投げかけられ、最初は、桜の園にかかわる全ての人に言ったのだと決めていましたが、もっと奥が深いような気がして、もう一度読んでみたくなりました。で、一週間経ちましたが、まだ手に取ってもいません。

この芝居で、印象に残ったことにBGMもあります。ピアノと、鍵盤ハーモニカ、おもちゃのピアノ(スヌーピーに出て来るような)と鍵盤ものとちょっとしたリズム楽器だけなのですが、最初のシーンのピアノ曲から、惹き付けられていました。おこがましいですが、自分が伴奏している時のような、生の盛り上がりと曲が密着している感覚がありました。やっぱり自分はピアノが好きなんだな、と軽く思っていましたが、やっぱり生演奏でした。最後の場面で出てきて、納得。とてもよかったです。今日この舞台と観客で作る芝居のライブ感を強く感じました。

おまけですが、神奈川芸術劇場の建物の外壁はガラス張りで、スプレーでつけたような模様がついているのですが、夜、お向かいのビルに映った姿は、まるで和紙をはった照明のような美しさでした。午前中に光のワークショップに参加したせいか、終演後外に出てすぐ目にとまり、しばし眺めました。これから行かれる皆さんは、是非見上げてみてください。
県民ホールと間違えて開演ぎりぎりになってしまい、前座を見られなかったのは内緒です。

その後、中華街で空心菜と紹興酒オンザロックでおしゃべりして、実家に泊まり、両親とオリンピック観戦。翌日は、ちょっとのんびりして、帰宅し、夕方明治神宮へ。

明日までにこれをした方がいいんだけど、もう疲れた〜からいいや、っていうものがない夏休みはいいです。仕事はいろいろあって帰宅が遅いのも変わらないけれど、やっぱりいいです。


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