直箸とおにぎり
友達ブログとテレビで取り上げられていた話題から。
ちょっと前に見るとも無くついていたテレビで「友達といっしょに飲み会などするとき、どんなメニューまで、直箸でオッケーですか?」と街頭で聞いたり、隠しカメラでチェックしたりして調査していました。鍋はNGという人が多かった。
友達ブログでは、売り物以外で、自分のお母さん以外の人が握ったおにぎりを食べるのに抵抗があるかどうか、というのが話題に。
わたしは、小さい頃、たとえ家族であっても誰かがかじったパンなどを食べることにとても抵抗があった。小学校高学年のころ、タッパーに凍らせて学校に持って行ったお茶などをあげたりもらったりするのが当たり前になったとき、ちょっと抵抗を感じながら、仲良しの友達と回し飲みをすることに慣れた。年齢とともに、許容範囲が広がっていった感じがある。居酒屋などで、取り箸があれば、それを使うけれど、みんなが合意すれば、直箸で大丈夫です。さらに、おにぎりなんか、よっぽど手が汚い人が握ったもの以外なら全然大丈夫。
テレビやお友達ブログの様子から思うに、どちらも抵抗を感じているのは若者に多いようだ。8組の子どもを見ていても思うけれど、いろんな意味で他人に対して入り込めない(必要以上に気を遣う)傾向が強くなっているみたい。だっこされても、力が抜けない子がたくさんいるとかいうのも聞いたことがある。
だから、授業で「体ほぐしの運動」をとりあげ、友達や周囲の人と手をつないだり、体重を預けたりすることに慣れたり、頼り合ったりする経験を意図的に作っているのだと思う。強制しないで、少しずつ。そういうわたしも緊張しやすいタイプでして。子どもとべたべたできるようになったのは最近だなあ。
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