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2011年3月20日 (日)

中学生

我が家は朝刊だけしかとっていません。
ここ1週間のように、帰宅が早く、ラジオかテレビでニュースをチェックしていると、新聞の情報は既に知っている事がほとんどです。
だから、必要不可欠な情報を得るためのもの、ではなくなっています。
いろいろマスメディアが批判されている今日この頃ですが、それでも新聞に載っている避難所の記事を読んでいると涙が出ます。それは、学校に関係が深い者だから、という理由だけでもないと思います。安っぽい感動秘話みたいな発言はしたくないですが、避難所にいる中学生がトイレの掃除をしているとか、自主的に「生徒会」を立ち上げて自分たちにできることをしようと動いている、という記事を読むと、以前、職場で聞いた「いざ、避難所になったとき,戦力として動けるのは教員と中学生だ」というのは現実なのでした。中学生は十分働けるんだなあ、とも思います。
*避難所が開設されてすぐの時に、と言う意味です。平日の日中に災害が起った場合、避難所になる学校に最初からいるいのは、地域の住民である中学生(高校生は通学場所が離れていることも多い)と教職員だということです。誤解を招く表現だったので追記しました。(3月26日)

18日、3年前に卒業させた8組の中学校卒業式に列席してきました。
彼らは、校舎建て替えのため、入学と同時にプレハブ生活開始。今度の4月から使う予定の新校舎(彼らは使うことのない)の体育館での卒業式でした。文化祭も小学校の体育館。運動会も近隣の公園。そんな彼らにおそらく特別な配慮で、卒業式の中で、生徒の指揮と伴奏による合唱の演奏がありました。
曲は、3年前、小学校の卒業式にも歌った「旅立ちの日に」。8組だった男子が文化祭の校内合唱コンクールでベスト指揮者賞をもらった、というのは聞いていましたが、思いがけず、その勇姿と元8組の歌声を聞く事ができて嬉しかった。
中学生は、呼名されても小学生みたいに声をはりあげて返事をしない子がほとんどですが、その中ではりのある大きな声の「はいっ」という返事は感動を誘います。本人のキメがなければ、そういう態度にはならないと思うからです。一生懸命な姿はほんとうにすがすがしいです。
そして、答辞を聞きながら涙を止めることができませんでした。6年生の時も、素直ではつらつとした1つ下の学年と常に比較され(担任もつらいものがありました)、やや屈折していた学年は、中学校生活でも数々の失敗があったこと、それを乗り越えようと誓って最上級生になったこと、とともに、先生や両親への感謝の言葉、そして、「学校と言うのは校舎じゃないんだと思いました」という言葉に答辞を述べた女子の心が伝わってきました。
式の後、尋ねてくる子は誰もいなかったし、直接話すこともできなかったけれど、きっと、わたしの気持ちは伝わっていると思います。たぶん。彼らが6年生で卒業するときにくれた1冊の大学ノートをひさしぶりに開けてみて、そう思っています。

うちの職場は焼酎一缶になってしまうし、もしかすると、もう卒業生を送り出すことはないかもしれません。何回も卒業生を出しながら、3年前の時に袴に会わせる着物をあつらえたのですが、もう一度くらい着たいかなあ。

日本の若者も捨てたもんじゃない。と思います。

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