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2010年9月25日 (土)

突撃!となりのダンボールハウス

休日の狭間の金曜日は、全校で2単位時間を使った集会活動の日でした。
内容はなんでもいいのですが、子どもたちの自治的能力を育てる場として位置づけられたこの活動は、子どもの発想で企画立案から、運営実施まで行うのです。といっても小学生だから、大人のサポートは必至です。小学生ではここまでの見通しはもてないだろう、という部分はこちらから提示したり、大人の領分である日時や予算や安全に関する事柄については、前提条件として与えたりするわけです。

今回は、1から6年までそれぞれ2人くらいずつで構成されたチームで、「全員で、お弁当箱につめてもらった給食をすわって食べる”家”を作れ」というミッションをこなすという内容でした。途中、材料を買うための資金のありかが書かれた指令書を探したり、その資金で材料を調達したりしながら、30チームがダンボールハウスを作り上げました。材料屋さんのメニューをひとひねりして、品名と値段の他に、その品物を購入する事のできる人(学年や、男女など)の条件も決めました。これにより、チームのいろいろな人が何度も買物に行くことになり、頭も使うのです。

子どものイメージは、DEROとか、逃走中とかいうテレビ番組でのゲームだったようで、最初は、かなり実現不可能そうな発想でしたが、軌道修正を手伝いながら本番を迎え、高学年の子どもも満足できる内容だったようです。

新人と呼んでもらえた頃、こういう行事を仕切る児童会の担当をさせてもらっていました。わたしは、それらの企画をしながら、「これって、人生でやりたいことを実現するノウハウと同じだ」ということを実感として理解し、自分も育てられました。子どもにも、将来使える力を育てる場として熱く接していました。

今回ものすごく久しぶりにこういう行事を中心になって仕切る機会に恵まれ、楽しかった。「高学年のみんな、1年生でもできる簡単なゲームで楽しい、っていうレベルじゃなくて、自分たちも心から楽しかったーっていうものを作ろうよ!」と、熱く語り、職員室で「やったことのない集会でイメージがわかない」とか「とにかく安全面は大丈夫なのか」とか言う同僚に、子どもの代わりに説明しまくり、ああ、こういうのが好きなんだなあ、と改めて確認しました。こういう仕事は若者に譲らなければならないので、もうないかもしれないと思うわけです。一晩たってじわじわとよかったなあ、と子どもの満足そうな顔を思い出しています。

ちなみに、タイトルは、子どもの考えた今回の集会のタイトル。ちゃんとよねすけさん役もいました。

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コメント

日記から、子どもたちの真剣で楽しそうな様子、ひしひしと伝わってきました

投稿: へんるーと | 2010年9月25日 (土) 12時10分

ホームレス襲撃したかと・・・

投稿: 三四郎 | 2010年9月25日 (土) 12時31分

こどもの楽しさっていうか、あたしが楽しかったっす。>へんるーとさん

ってことは、こちらもホームレスってことだね>三四郎さん

投稿: 8 | 2010年9月25日 (土) 23時46分

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