N響佐渡裕第九
父の日のプレゼントのリクエストを聞いたら、「生でN響が聞きたい」という。
見つけて手に入ったのが、昨日のオーチャードホールの演奏会。
佐渡裕の指揮というのに興味があったので、自分の分もとり、久しぶりに親子3人で出かけました。
佐渡裕の指揮は、後ろから見ていると、オケは、これで拍がとれるのだろうか、と思いましたが、
力強く、かなりアップテンポで、聞く者の意識をどこにもそらさないものでした。
2楽章がすごくよかった。4楽章合唱付きになって、歌が入るとやはり、歌に主役をもっていかれてしまうというか、私は合唱のほうばかりに目がいってしまいました。
よく知っている曲を聞くと、次はあの楽器が鳴る、とわかっていて見ながら聞けるし、指揮もそういう目で見るし、あまり知らない曲を聞くのとは楽しみが違うことを発見しました。そして、オーボエの音がこんな風に重なっていたんだ、なんていうことに気づいたりもして、あっという間の1時間半でした。時々、チェロ(だと思うけど?)の弓が胴に当たる音が聞こえたのがちょっと残念でしたが、一素人としては熱い演奏に満足でした。
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