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2009年9月

2009年9月29日 (火)

早すぎるたびだち

まつ乃家まりこ。芸者の置屋の女将。同級生。23日未明に亡くなりました。
新しく建った住宅から同じ小学校に転入した仲。引っ越してきて初めて友達になったのが彼女。当時としては珍しくて魅力的だった住宅の中庭にある築山型の滑り台などでよく遊びました。
中学まで一緒で、社会人になってからも、彼女の実家が近いのでばったり会うことがよくありました。
いつもきれいにしていて、会うと、すっぴんでカジュアルな自分の姿に恥ずかしくなることもしばしばでした。
がんを患っていると聞き、昨年は同級生有志で、お座敷を開き、初めて芸者遊びを体験させてもらいました。彼女が、いつごろから、芸者になるというビジョンを持っていたのか、とかどんなふうに進んできたのか、とか話したいことがたくさん残っています。後を次ぐお子さん達も独り立ちされていますが、きっとまだまだ心配でしょう。冥福を祈るとともに、彼らの今後を応援したいと思います。

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2009年9月27日 (日)

9月20日〜23日 東海岸 2

20日9時那覇から北へ。
波があるので出艇ポイント候補地をいくつか見て回り、安田の港の横からということに。
12時お昼を食べたあと、艇の組み立て開始。
仲村さんに、「8さんは、カフナを買うんだから、カフナを組み立てたら?」と言われながらも
(決まってないってば)前回も手伝ったK2を手伝う。

荷物が少ないなあ、と思ったら、みんなで飲もう、と飛行機に乗せてきたお酒をカヤックセンター預けのザックに入れっぱなしであることが発覚。

そんなこんなで、出艇。海用フォールディングカヤックのシングル艇は初めて。風が強い。
リーフの外はものすごいことになっている。リーフと陸の距離が近いところでは、横から崩れる波を受けそうになりながら、あまり遠くない浜に上陸。(2つ前の記事の写真はここ)
台風余波と潮の満ち引きで、上陸後、さらに波が上がる。

潮が引いている間に、ティラジャー探し。
今回は、潜りと狩猟で、この先の展望がちょっと開けたキャンプ生活でした。

ティラジャーとキャビアでちらし寿司。
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Photo_2
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21日。停滞決定。
浜から10分くらいの天然のプールで頭から真水につかり、さっぱり。

そして、マングース捕獲用の籠が置かれている山道を30分くらい歩いて、出発した安田の集落へビールの買い出し。

浜にもどる門
Bokunen

その後、釣り。手のひらサイズの流木に釣り糸を巻き付け、ティラジャをエサにして、お魚ポイントをシュノーケリングしながら、糸をたらす。
白っぽいのか、黒いのを狙え、と言われていたけど、寄ってくるのは黄色いの(ベラ)ばかり。
それでも、茶色のブチがある白いのを1匹釣る。が、波打ち際で逃がす。。。
これと同じの。
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ベラは、つり上げると、青になるみたい。(釣ったのはわたしではありません)
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22日。
波待ち。
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夷武の浜を目指すが、湾に入る水路が狭く、そこに波が集まっていて入れず。
目的地を安田ヶ島に変更。

上陸すると、日帰りで釣りに来ている方がいて、冷え冷えのドラゴンフルーツをいただく。
ドラゴンフルーツってこんなに美味しいものだったのか、と感動。

その後、岩の間を川のように潮の流れているところがあり、岩の上から飛び込んでは流れて遊ぶ。
楽しすぎる。

この日は燃料もなかったので、早寝。

23日。あっというまに最終日。
目の前の港まで漕いで終了。
あ、、出艇の際、セットウェーブを上手に待つことができず、びびりが入ってしまい、
大量の波をくらってしまいました。
まだまだだなあ。

Photo_74日間お世話になったカフナのばらしを手伝う。
今回の旅で、この先のカヤックとのつきあい方が、さらに明確になった感じがします。
丁寧にいろいろ教えてもらいながら、実際に触って、漕いで。
やっぱり海はいいなあ。
帰りは、ドラゴンフルーツや島バナナを手に入れ、そばとぜんざい。
那覇に戻ってシャワー、ビール、バー、の後、帰宅とあいなりました。

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若者の涙に酔う

月一の研究会。
なりゆきでまとめ役をしているグループの20代女子が2度目の提案授業を提供。
みんなでプランを考えたので、別グループから入るツッコミに対しては自分ごとで熱くなって反論。
最近こういうのはあまりなかったので、ちょっと嬉しい。
そして、授業者が打ち上げで達成感の涙を流しているのを見て、身のある研究だったなと改めて思う。
同時に、うらやましくなる。ちょっとやそっとじゃこういう涙は出なくなっているなあ。

東海岸の余韻で木、金と2日間優しい気持ちで8組と接し、今日の研究会を終え、いい気分で酔っぱらいです。
カヤックを漕ぐと解消されていた肩こりが、解消されず筋肉が凝り固まっているけど。

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2009年9月26日 (土)

9月20日〜 東海岸

台風の余波が心配されましたが、予定通り漕ぎ出しました。
カフナに乗ることができました。

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安田のちょっと南側からスタート。人の入っていない大きな浜へ。

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シュノーケリングしたり、沢まで歩いたり、ビールを求めて薮漕ぎしたり、友達にもらったキャビアを現地調達のちらし寿司に投入したり(おっきーごちそうさまでした!)、拾い物をしたり。


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波が高かったので、美しいこの浜に2泊しました。

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2009年9月20日 (日)

行ってきます

東横インおもろまち駅前で無料サービスの朝ごはんを食べ、1時間後に出発です。

                  ↑充実してます。 

麺と紅しょうが、ねぎにスープをかけるだけのものですが、沖縄そばもあり、おにぎり2種に加えて、ナーベラ味噌炒め、葉っぱ、フルーツポンチ。前回紹介したところとどっちがいいか、迷うなあ。

昨夜はDFSのフードコートに初めて足を踏み入れ、石垣牛のハンバーガーでした。おいしかったけど、高い。さんぴん茶とセットで1050円。アボカド入り。

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2009年9月19日 (土)

不快まあく

二度目の搭乗。

昨日のタクシーでの会話もあったし、ウェブチェックインの要領がわからなかったし、カウンターは端の方なので、早めに空港に到着。

ところがです。荷物を預けるカウンターに並ぶ前の検査のところで、きっちりパッキングしたでかいバックパックを開けてお店を広げることになってしまいました。理由は、水筒。空なんです、と言ったのに、です。

カヤック旅の場合、現地で荷物を防水バッグにパッキングしなおすので、限りなく生に近い状態でよくてもジップロックでパッキングしてあります。ヘッドライトみたいなものは、衣類の間に入れるようにして隙間なくコンパクトに。

それらを会議机みたいな台の上に全部出させられ、ご丁寧に、マットなんかまで再度検査に通していました。まったく!!この夏、ほぼ同じ荷物を同じ状態で持って4回飛行機に乗りましたが、こんなの初めてです。

さらに、搭乗口に行くと、機材到着遅れ。定刻より送れて那覇に到着したらしたで、預けた荷物の番号の照合がシールをはがす方式で、出口が長蛇の列。

クルーのポロシャツ姿や、機内サービスの簡略化で、運賃を安く設定している姿にはけっこう好感を持っていましたが、たぶん、よほどのことがない限りもう選ばないです。

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お出かけ

昨夜、タクシーの運転手さんが、「いやーものすごい渋滞でしたよ」と言ってました。夕方、品川から羽田まで2時間ほどかかったとか。
今日の夕方旅立つのですが、いつものように”15分あれば到着する”つもりでいてはいけませんね。

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2009年9月17日 (木)

ぽっきり

小学校3年生の時に買ってもらったリコーダーを誤って落としたら、レの穴のところでぽっきり折れました。なんか悲しい。プラスチックだから、◯十年もたっているからもろくなっていたのでしょう。接着剤で復元できそうではありますが。。。

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2009年9月15日 (火)

秋だなあ

小さめだけれど,銀杏が落ち始めました。踏まないように歩きながら、銀杏をシルバーウィークの海旅のつまみに持って行く、というアイディアが浮かびました。でもお店に並ぶのはまだ先ですね。

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2009年9月14日 (月)

読書感想文

保護者に嫌われる宿題で、一位二位を争うであろう読書感想文。
ずいぶん前から、読書のみを宿題にし、9月に学校で指導しながら書かせている。
毎年指導の仕方をマイナーチェンジしているが、今年は、わりと成功している。
印象に残った場面の紹介と、その場面で思ったことをそれパッチワークの部品のように、カードに書いてあとからつなげる。
書き出しと結びは、書き方の例を3種類ずつ示し、その中から自分に合うものを選んでアレンジしてこれまたカードに書くようにする。
それらをつなげて清書すれば、あらまあ、けっこうまとまった感想文になるというわけ。
総時間数5時間。かなり集中して書いています。コンクールをねらわない場合は、長さにはあまり(短すぎてはいけませんが)こだわらずに。

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2009年9月13日 (日)

のんびり

昨日は寝だめ。
日頃睡眠時間が4から5時間。これで特に眠いとも思わないのだけれど、
先週は、水泳検定とプール納めがあったりしたせいか、先週の土日は両日出ていたせいか、
3度寝の一日でした。という本日も、二度寝。朝はいつもの時間に目覚めるのですけれどね。

5連休は、またカヤックに出かける予定なので、体力温存&仕事においかけられないように、先取り。
そして、切り絵を二つ仕上げました。
折形の復習も。習ったのは、お金を包む形なので、実用場面は今の所ないのですけれどね。

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2009年9月11日 (金)

納める

10日、お天気に恵まれて、プール納めができました。
2学年合同で、全員が自分のエントリーした種目の記録をとって、最後は学級対抗リレーでしめくくり。
夏休み開けの水泳の授業で、検定試験をやった時に、25メートル泳げずに、立ってしまった子が、記録会では全身から『絶対に泳ぎきるぞ』というオーラを出しながら一生懸命泳ぐ姿が、とても嬉しかったです。3年間連続、夏休みのプールも含めて皆勤だった子もいました。

水泳って、目標が明確にしやすくて、努力の結果の成果が子供自身に分かりやすい学習です。だから、感動もあるし、毎年楽しみです。
勝手がわからない、という若者3人のかわりに、拡声器持って大声出して仕切る太陽の下での2時間は、疲れたー。。。眠くなりながらも、3種類の賞状や記録証に筆ペンで名前と記録を書いて、評価をつけたら、もう9時すぎでした。

今日は、15分のOJT(オンザジョブトレーニング)の講師なので、今から出勤して準備の詰めをします。
まあ、何はともあれ、金曜日だあ。

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2009年9月 9日 (水)

重陽の節句の日に

贈る、包む、結ぶ、折る。
ちょっと興味をもった折形だが、その折り方や、伝統や意味を学ぶことになった。
本日初日。
「折る」って日常のいろんなところに使われている。
教室で使う台も折るとコンパクトになるもので、しかも、紙蝶番であった。

吉包み/喜びが溢れ出るように、包む。右前。
凶包み/悲しみを封じ込めるように包む。左前。
使わないと習ったことを忘れてしまいそう。

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2009年9月 7日 (月)

手をつなげない

知床はまだたった2週間前なのに、もうはるか昔のことのよう。でも夢ではなかった証拠として、1週間のキャンプ生活と塩水に濡れては乾くの繰り返しで、厚くなった指先の皮がべろべろ向けています。今回は石を動かしたりすることが多かったからでしょうか。これも旅の余韻か。

ユーコンを一週間かけて下ったときは手がものすごく荒れました。おそらく川の水のせい。
沖縄でキャンプ生活をして手が荒れたり脱皮したことはありません。温かいから?汗をかくから?
アラスカの海を漕いだときも手があれました。寒いから?

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2009年9月 6日 (日)

満腹で週末の終末を迎える

昨日帰宅してから、今日の会議のための資料作りの詰め。
それを30部印刷せねばならなかったので職場に寄ろうと思っていましたが、職場に寄ると会場までのアクセスが悪いので、コンビニでコピーして(こういう時に限ってA4の用紙が切れる。)人気のない街へ。ものすごく早く着いたので珈琲でも飲みたかったけど、どこもかしこも日曜日は休みでした。
10時半から16時半までの予定が、1時間延長。疲れましたが、今回もiPomeraが活躍しました。
その後、髪を切ってすっきり。この週末にやろうと思っていたことはあと、一つ。早起きするか、夜更かしするか、


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藝祭

東京芸術大学の学園祭に行ってきました。
駅至近、生ビール安いしつまみもそこそこいける、プロ顔負けの演奏がただで聞ける、プロ顔負けの絵や作品をただで見られる。
と書くと安い買物をしたんだ、と思われるかもしれませんが、そうじゃなくて、若者の熱さが伝わりなおかつ中身のある学園祭を見せてもらいました。
エネルギーをもらいました。

特に、声楽C(ツェー:ド、つまり1)年生全員による合唱はすばらしかった!メインプログラムは器楽のC年のオーケストラ付きで、つまり音楽科1年生全員集合だったようです。
1年生は伝統として合唱をやることになっているのかな、と思って聴いていたら、そうではないと知り、また感動。それぞれが(おそらくは)演奏家をめざす世界に身を置きながら、アンサンブルがいくつか、ではなくあえて合唱をしようと思った彼らはチームワークがいいというか、みんなで作ることに熱くなれたのでしょう。勝手な想像かもしれませんが、そんなことを思うと感動もひとしおでした。来年も合唱やってたらすごいなあ。彼らの今後を見届けたいなあと思いました。

そして、アンコールで歌われたのが、中学の合唱コンクールでよく歌われる「コスモス」でした。オケの子たちも一緒に歌っていて、ああ、この子たちはこの歌の世代なんだな、学校文化としての合唱コンクールも捨てたもんじゃないな、と改めて感じました。
わたしたち世代が「大地讃頌」を歌って盛り上がれるのと同じでしょう。

そして、あんなに上手な「いざ立て戦人」を生では初めて聴きました。テナーとベースって、声の質が違うもんなんだよな、と。素人合唱団では、持って生まれた声よりも、人数配分が優先されたり、本物のテノールはいなかったりして、アカペラだとどんどん音が下がって転調していく、のが常だったりしましたから。

昨日は、1年生が制作した神輿が上野の町を練り歩いたそうです。アメ横賞をとった建築科と声楽科の合同チームの神輿。チームごとに法被も作っていて、明日はその賞も決まるそうです。ひいき目無しにしても建築家と声楽科の法被はよかったから賞をとれるのではないでしょうか。

おまけ。
学内で、NHKの趣味悠々の取材を受けてしまいました。採用されるかどうかもわからないし、いつ放送されるのかもわからないけど、デジタルカメラの回みたいです。

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2009年9月 5日 (土)

8月21日、22日 オホーツク舟歌の旅 エピローグ

21日朝、6時前に起きる。大雨。昨日上陸した浜には濁った大波が押し寄せるように迫っていました。
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車の回送を待つ間、とめてもらった番屋で、思いがけない鹿の角クラフト体験をしました。
電ノコで角を切り、ひもなどを通す穴をあけ、ヤスリでみがいて。
なんと、8組にお土産もできてしまいました。
わたしたちは尖った部分をもらいましたが、8組は、輪切り。
帰宅してから、爪磨きようのヤスリで切り口をなめらかにしてから、一つ一つ色付きのヘンプのひもとビーズを通してストラップ状にして9月1日に子供たちにプレゼント。防犯ベルや、ランドセルや筆箱につけてくれています。

車が来てからは、カヤックをトレーラーに積んで、途中、宴会用のお酒を買って、標津町の民宿万月堂に向かいました。
ひさしぶりのお風呂に入り(今回は、沢の水浴びを1回、海には入らず、でした)、ぬれものを干したり、水を吸い取ったりして、学生時代のバイトを思い出しながら夕食作りの手伝いをし、宴会突入。そして、ちょっと湿っぽいシュラフにくるまって爆睡。

万月堂では、美しい夕焼けと知床連山斜里岳のパノラマのプレゼントが。
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22日。札幌から参加していたお二人の方が、札幌まで一緒に乗せてくださることになり、朝食後8時ごろ出発。お二方は、札幌のカヌークラブで活動していらっしゃるそうで、帰りに、忠類川の下見をしていました。わたしにとっては、ありえない落ち込みのある川でしたが、水は透き通り、周囲は野趣あふれる様子でした。

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東藻琴牧場でチーズとタマネギスープを勧められて買い求め、チーズソフトクリームも美味でした。
お昼ご飯は、北見で塩焼きそば。町おこしメニューとのこと。栄養バランスよし、味よし!

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その後、塩別つるつる温泉に入り、流星の滝と銀河の滝を鑑賞して、午後5時すぎ札幌着。
思いがけず、観光つきの旅になりました。Yさん、Sさん、本当にお世話になりました。

夜は、ニセコ仲間とベルギービールの店で雪乞いの宴会。
育った腕の筋肉を疲労したり、今年の冬は来るんです!、と強く誘われたり、楽しい時間でしたが
さすがに立て続けの午前1時までの宴会の疲れで、10時すぎには、わたしが沈没寸前で、お開きとなりました。

ほんとうにもりだくさんの旅でした。
充実した夏休みになりました。

初めて北海道の海を漕いで、装備やキャンプの仕方なども、その土地土地にあった方法があるんだなあと感じました。それについてはまた別の機会に。


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2009年9月 3日 (木)

8月20日 オホーツク舟歌の旅 5

目が覚めると、どんよりとした曇り。どうやらわたしたちは、雲と一緒に移動しているらしい。
船泊の番屋付近で遡上してくるマス釣りの方は、遠目に見ていると、既に釣果を挙げている様子。そうこうするうちに、釣り客を船で送ってきた相泊のIさんが、キャンプを尋ねてくれました。地元の人の話は面白い。熊の話、魚の話、海藻の話などしながら、マス2尾と、ナマコをいただいてしまいました。
新谷さんの「本日ここで停滞!」の言葉に、一気にのんびりモード。誕生日を迎えたM嬢を祝うメニューとしてチャンチャン焼きをすることになり、わくわく。そして、ギンナンソウという岩場に映えている小さな海藻や、立派な羅臼昆布をちょこっといただきました。やっぱりキャンプはこういうのが楽しい。
そして、一人5ミリくらいずつコノワタもいただきました。幼少のころ、叔父の肴だった上げ底の箱に入ったコノワタを美味しい美味しいと食べて「この子は酒飲みになる」と言われたことがありますが、コノワタが貴重な訳がよーくわかりました。
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この日も新谷さんは、ラジオを聞きながら天気図をひきました。
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そして、やはり、今日のうちにもう少し先まで進んでおくことになりました。
停滞モードで遅めの朝ごはんを作っていたところだったので、そのお粥を食べて10時45分出発。

タケノコ岩、観音岩を回って、崩れ浜へ。昨日ほどではありませんが、今日も正面から吹く風が迎えてくれました。もちろん、写真を撮る余裕はなし。

崩れ浜は、今までで一番寝心地の悪そうな大きな石の、傾斜のきつい浜でした。1時ごろ上陸した後、
ゆっくり寝床作り。まるで、浴槽を作っているかのように、平べったい石を探してきれいに並べでから
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テントを張りました。今回の宿は、傾斜を利用して、テントの入り口を開けて座ると、掘りごたつか椅子に座っているように足を下ろせるようにしました。風に強いテントであることは台風の奄美大島で証明済みだったので、風が強かろうが、雨が降ろうが、旅の初日からずっとこだわっているおーしゃんびゅーです。

ガイドさんが、石を平に並べなくても、崖側に生えている肩くらいまでの背丈の草を20本くらい石の上に敷けば寝心地がよくなると、伝授してくれました。

この後、知床ではめずらしく流木を求めてだいぶ遠くまで歩いたり、あり合わせの材料でM嬢のバースデーケーキの準備を始めたり、昼寝をしたり、8組に残暑見舞いを書いたりしていると、、、、、
4時の天気図を書き終えた新谷さんが、「出ましょう」と。
この時、4時30分。「波がもう上がり始めているから」と。
わたしは、といえば、もうすっかり陸上の服装。漕ぎ用の装備はすべてまだ濡れたまま、テント周りの岩の周辺でさらに雨に濡れたりしています。しかし、そんなことを考えるよりも早く、濡れて滑りの悪いウェアを必死に身に付け、テントの中で全てのものを防水バッグに放り込み、雨の降る中テントを撤収。緊張するし、お腹もすいているし、今から漕いだら、初めての日没後のカヤッキングになるのかも。
漕ぎウェアになり、不知火にも共同装備をつめこみ、5時15分には全員出艇。
1日早いですが、相泊まで行くことになりました。風は昨日より弱いですが、波は所々では白波が立っているし、うねりも今まででいちばんあります。景色や途中で出没していたらしいクマなんかまったく見る余裕はありませんでしたが、今までの経験を信じて大丈夫、と言い聞かせてじゃんじゃん漕ぎました。たぶん必要ない、と言われましたが、途中で装着することはできないので、ヘッドライトもつけました。雨が激しくなったゴールの一つ前の入り江で、どこかの番屋に光が見え、がんばれーと声も聞こえて元気をもらいました。今、カヤッカーを温かく見守ってくれる土壌があるのもこれまでのいろんな取り組みのおかげなんだろうな、と思いながら、とにかく手を休めずに1時間漕ぎ続けて相泊に到着。
上陸は波がひっくり返る中だったので慎重に1艇ずつ。
思いがけず1日早くおしまいを迎えましたが、この日は、1日で3日分の体験をしたしびれる1日でした。

そして、今朝マスを分けてくださったIさんが浜で出迎えてくれて、その番屋に泊めていただくことになりました。
今回の女子チーム。完漕の喜び。
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その後、畳の上で、1時ごろまで宴会。
「北の勝」「男山」1升ずつがあっと言う間になくなりました。

この旅の間、新谷さんが何度も歌っていた「オホーツクの舟歌」(森繁久彌)の全貌をこの宴会で聞くことができました。「知床旅情」を加藤登紀子にあげてしまったので、森繁が自分自身のためにもっと起源的な部分を詩にしたのが「オホーツクの舟歌」だそうです。
廃屋になった番屋をいくつも見て、昆布漁をする漁師さんを間近で見てきた今だからこそ、この詩の世界が少し理解できるのだろうな、と思います。

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