ウサギとカメ
「ウサギとカメのお話は何を伝えんとしているのか」と問われて、考えたことがなかったなあ、と思った。
単純に、地道な努力の尊さを伝えているだけではない。競争することになった後、ウサギはカメだけを見て行動し、カメはゴールだけを見て行動した。他と比べて勝負するのでなく、目指すところを見て勝負するのだ、という寓話であると。
某教育長の話の中に出て来たのであるが、考え始めたところで、当然話者の解釈が耳に入ってしまったので、自分なりに考えることはできなかった。いろいろ悪口を言われているが、話はおもしろく私の心には届いた。この後の「感情労働者」(c)米カリフォルニア大学ホックシールド氏 という話もうなづけるものであった。
どんな場面でも心が動くことがあると思うと、居眠りしている場合ではないのである。
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